【100均イヤホン】ダイソー 300円イヤホン AL/EVシリーズ9種類を比較!おすすめはコレ!

ダイソー AL/EV 300円イヤホン

ダイソーには安価なイヤホンが多数販売されています。特に300円の有線イヤホンはものすごく充実していて、2022年4月1日時点では型番で数えれば14種類確認できています。14種類の中では、型番から「HQシリーズ」「ALシリーズ」「EVシリーズ」の3つに大きく分類できます。今回は、パッケージが似ている「ALシリーズ」「EVシリーズ」全9種類を実際に購入し、結構時間をかけて聞き比べしてみました

共通の特徴

ALシリーズ、EVシリーズともに主な特徴は共通していて、概ね以下のとおりです。

  • 価格はすべて300円(税込み330円)
  • カナル型イヤホン
  • アルミニウムハウジング
  • 金メッキプラグ
  • ケーブルの長さは1.2m
  • リモコンマイク付

機能面の特徴はほぼ共通ですが、形状や音質はそれぞれの機種ごとに異なり、音質の特徴はパッケージに書かれています。「高音質」と謳われているだけに、どの機種でもこれまでの100円(税込み110円)で売られていたイヤホンとは一線を画す音質になっています。

機種ごとの特徴

AL-001 「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」

音質の特徴は「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」。レーダーチャートでは低域4、中域4、高域2.5、解像度3、迫力3になっています。

ダイソー AL-001

実際聞いてみると、低音域はしっかり出ていてバスドラムはドンドン、ベースはズンズン鳴ります。中音域は適度に抑えられており、100均イヤホンにありがちなぼんやり加減はほとんど感じられません高音域もチャート上は低いですがしっかり出ていて、ともすれば若干ざらつきやささる感じもあります。全域しっかりでていて、解像感もあります。音の広がりもAL/EVシリーズの中では一番感じられます。すべてのAL/EVシリーズに言えますが、一般的にはいわゆるドンシャリなサウンドです。

AL-002「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」

ハウジング部分の形状はAL-001と同じなので、おそらくAL-001のカラーバリエーションモデルで、音質の特徴はAL-001同様「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」。レーダーチャートでは低域4、中域4、高域2.5、解像度3、迫力3になっています。

ダイソー AL-002

白のAL-002を聞いた感じでは、AL-001とほぼ同じような音がしますが、AL-001よりもやや中音域が出てくる印象です。イヤーピースをソニーの「ハイブリッドイヤーピース」に替えると、AL-001とAL-002のどちらも同じような感じの音になるので、おそらくイヤーピースの色の違いが音質を分けているのではないかと思います。このイヤホン、シルバー+白でまとめられているので見た目もすっきりしていていい感じです。

AL-003「すっきり クリアな高音域」

音質の特徴は「すっきり クリアな高音域」。レーダーチャートでは低域2.5、中域3、高域4、解像度4、迫力2.5になっています。

低音域が出ていないかというとそうでもなく、ちゃんと出ています。他のAL/EVシリーズに比べたら確かにやや弱めなレベル感ですが、オーディオメーカーのイヤホンと比べるとかなり出ているほうだと思います。低音域~中音域にぼんやり感があって、全体的にヌケが良くない印象です。高音域は確かにだいぶ出ているのですが、低音~中音域に引っ張られてシャカシャカした印象になっています。解像感は確かにありますが、ぼんやり感のせいで甘く感じます。音の広がりは少な目で、真ん中の近い位置に集まって鳴っている印象です。

AL-004「オールマイティ バランスタイプ」

音質の特徴は「オールマイティ バランスタイプ」。レーダーチャートでは低域3.5、中域3.5、高域3.5、解像度3、迫力3になっています。

ダイソー AL-004

低音域はやや抑え気味、中音域は前に出ていて、高音域は出ているけど中音域に包み込まれている感覚です。低~中音域に締まりがなく、こもり気味の音質でヌケが良くない印象です。解像感はやや低め、音の広がりもそこまで広くない印象です。低音機・高音域は比較的マイルドなので、低音域がズンズン・高音域がキンキン鳴るのが苦手な方はこちらも良いかもしれません。が、ぼわぁんとした印象はぬぐえないので、積極的に買うものではないかなぁと思います。

AL-005「リズム際立つ 迫力の重低音

音質の特徴は「リズム際立つ 迫力の重低音」。レーダーチャートでは低域4、中域3、高域3、解像度3、迫力4になっています。

ダイソー AL-005

ベースがブンブン鳴るのが印象的、バスドラムもドンドン響いてきます。全体的に音が近いところでまとまって鳴っているので、低音域の強さと相まって確かに迫力を感じます。解像感もそこそこあり、高音域も十分出ています。中音域のぼんやり感が若干あるといえばありますが、ドンシャリ好きであればこの選択肢もありかもしれません。ハウジングの形もシンプルでなかなかカッコいいですし。

EV-000「心地よい、中高音域」

音質の特徴は「心地よい、中高音域」。レーダーチャートでは低域3、中域4、高域3、解像度2.5、迫力3になっています。EV-000は「ミニサイズイヤーピース付属」になっていて、Sサイズ相当のイヤーピースがついています。今回は同じダイソーに売っている「スペアインナーフィックス」のMサイズに付け替えて聞いています。

ダイソー EV-000

聞いた感じはAL-001/AL-002の低音域をさらに強調して、音場を狭くして音を中心で鳴らすことで迫力を増したような感じです。低音はかなり鳴っていて、特にベースが際立って聞こえます。高音域も割としっかり出ています。低~中音域がAL-001/AL-002と比べるとほんの少しですがもやっとした感じはありますが、力でねじ伏せている感があります。ドンシャリ・迫力を求める方は良いと思います。

EV-001「臨場感ある、楽曲再生」

音質の特徴は「臨場感ある、楽曲再生」。レーダーチャートでは低域3.5、中域3.5、高域3、解像度2.5、迫力4になっています。

パッケージ(特徴)

音質的にはEV-000の角を丸くしたような感じです。低音が弾丸のように押し寄せ、中音域もぐいぐい、高音域は他の音域よりは多少弱めで鳴ってます。音の傾向に加えて音場が狭いので、とにかくドーンと音が押し寄せてきます。全体の迫力で音の輪郭はぼやけがちですが、とにかく低音の強さと音圧の強さで行くぞって感じがします。

EV-002「臨場感ある、楽曲再生」

形はEV-001とおなじで、おそらくEV-001のカラーバリエーションモデルです。音質の特徴はEV-001同様「臨場感ある、楽曲再生」。レーダーチャートでは低域3.5、中域3.5、高域3、解像度2.5、迫力4になっています。

EV-002

音質的にはEV-001とほぼ同じです。気持ち程度に解像感がEV-002のほうが上な気がしますが、個体差の可能性もありますので何とも言えません。音の弾丸ぽさが少し薄れて、若干音に広がりがあるような気がします。

EV-008「心地よい、中高音域」

形はEV-000とおなじで、おそらくEV-000のカラーバリエーションモデルです。音質の特徴は「心地よい、中高音域」。レーダーチャートでは低域3、中域4、高域3、解像度2.5、迫力3になっています。EV-008はEV-000同様「ミニサイズイヤーピース付属」になっていて、Sサイズ相当のイヤーピースがついています。今回は同じダイソーに売っている「スペアインナーフィックス」のMサイズに付け替えて聞いています。

EV-008

音の傾向はやはりEV-000とほぼ同じです。聞き分けるのも難しいかもしれません。低音域、中音域、高音域ともにしっかり出ていて、迫力があります。音場は広くないですが、解像感は割と感じます。EV-000とEV-008は色の好みで買えばよいと思います。

結局、どれがいいのか?

今回9種類のイヤホンを何時間もかけて聞き比べしてみましたが、それぞれに特徴があり、音の好み次第ではこっちのほうがいいのかもなぁ、と思ったりしたものがありました。パッケージに書かれている音の傾向とはだいぶ違いましたので、それぞれ聞いた印象をまとめたものが以下のようになります。あくまで個人の感想ですので、人によっては違和感を感じるかもしれませんのであしからず。

機種名低音域中音域高音域解像感音の広がり
AL-001
AL-002
AL-003
AL-004
AL-005
EV-000
EV-001
EV-002
EV-008

結局どれがオススメかといえば、「AL-001」または「AL-002」が良いのではないかと思います。AL-001/AL-002は、オーディオメーカーが作っているイヤホンの傾向に比較的近く、音の粒状感があり、他の機種と比べると音の広がりも感じられるからです。ほかの機種は割と低音が過度に強かったりし、中音域にぼんやりとしてこもった感じがありますが、AL-001/AL-002はバランスがこの中では一番よく、こもった感じもほとんどなかったのが印象的です。AAL-001/AL-002にソニーの「ハイブリッドイヤーピース」をつけていただくと、よりバランスが良い音に鳴りますのでお勧めです。

ただ、AL-001/AL-002は高音域がやや強いので、多少刺さる感じがあります。そういうのが苦手な方は、「EV-000」または「EV-008」に替えのイヤーピースをつけたものが良いと思います。EV-000/EV-008は、音が中心に集まって聞こえるような感じと低音域が相当強い印象にはなりますが、AL-001/AL-002より高音域が若干ながらマイルドです。解像感はちゃんとありますので、次点としてオススメです。特に、イヤーピースをソニーの「ハイブリッドイヤーピース」にすると、迫力あるサウンドを堪能することができると思います。

300円イヤホンシリーズは、どれを買っても100円、200円のイヤホンよりはかなり良い音が鳴ります。中でも今回オススメしたものはとても300円とは思えない音質です。ぜひ参考に1コ買ってみてはいかがでしょうか。

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