ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン No.6272 レビュー 300円イヤホンの新作、パッケージは100円のと変わらないけど、中身はさすがに違う、かも

ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン 300円イヤホン

なんだかんだで忙しく、久しぶりにダイソーに行ってみたら、300円イヤホンの新製品を見つけました。300円(税込み330円)のイヤホンなのに、箱ではなくプラスチックの袋に入っているその姿、そしてプラスチック感満載のキラキラカラーのイヤホンは、一瞬100円~200円かと思ったのですが、値段を見るとやっぱり300円。

これで音質が100円イヤホン寄りだったらどうしよう、と思いながら「トゥインクル」カラーを1コ買いましたので、レビューしたいと思います。

ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン

「オーロラカラーステレオイヤホン」の特徴・機能

  • キラキラのオーロラカラーがかわいいステレオイヤホン
  • 全10色の多彩なカラーバリエーション
  • ハンズフリー通話対応リモコンマイク付き
  • 本体はプラスチック(ABS樹脂)製

ダイソーの「オーロラカラーステレオイヤホン」は、キラキラなオーロラ色がまぶしいイヤホンです。

全10色の構成で、「スパークル」「シャイニー」「ルミナス」「グリッター」「トゥインクル」それぞれに各2色用意されています。どうやら「推し」のカラーに合わせることができるようになっているようです。

ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン

ダイソーの他の300円イヤホンシリーズは、概ねハウジング(耳に差し込む部分)がアルミニウムでできていますが、この「オーロラカラーステレオイヤホン」は、プラスチック製です。アルミ製のハウジングでは出せないオシャレ感に振った感じです。

機能面ではほぼ他の300円のイヤホンと同様で、1.2mのケーブルにマイク付きのリモコンがついている、カナル型のイヤホンです。

外観

ダイソー「オーロラカラーステレオイヤホン」は、プラスチックならではのキラキラしたハウジングと、それぞれに合わせたケーブル色で、見た目にこだわった仕上がりです。

ケーブル長は1.2m、ケーブル色はハウジング部分の色に合わせたケーブルが採用されています。

ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン

ハウジング部分はプラスチックでできていて、光の当て方でキラキラ感が少し変わります。

ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン

ハウジングの形は比較的シンプルです。

ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン

イヤーピース奥にあるジョイント部分は、100円のイヤホンと同じようなつくりをしています。

ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン

プラグは3.5mm径の4極ステレオミニプラグで、金メッキが施されています。さすがに300円だけあって、ケーブルは100円のものより太く、しっかりしています

ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン

ケーブル色と同じ色のマイク付きリモコン。他の300円イヤホンと同じものが採用されています。

ダイソー オーロラカラーステレオイヤホン

音質・使い勝手

音質レビュー

このイヤホンで音楽を聞く前に外観の写真を撮影していたのですが、どう見ても100円のイヤホンとほぼ同じようなつくりをしているので、音質については正直なところ全く期待していませんでした。

実際に聞いてみると、さすがに100円のイヤホンほど音は悪くありません。が、他のアルミニウムハウジング製の300円イヤホンと比べると、やはり劣るかな、という気がします。

音の全体的な傾向は、低音域が強いサウンドです。とはいっても、沈み込むような深みのある低音ではなく、軽めの低音で、迫力はあまり感じません。

中音域と高音域は低音域にやや埋もれがちです。特に高音域が前に出てこないだけあって、良く言えば「やわらかい音」、一般的には「こもったような音」に聞こえます。また、音の輪郭がぼんやりしているので、たくさん音が鳴っていると、特にボーカル域は中低音域の音の中に埋もれがちです。

100円のイヤホンよりは、風呂場の中のようなぼんやり感がとても少ないのと、こもりがちとはいえ音のバランスはそんなに悪くないので、音質を求めるなら積極的にオススメしませんが、見た目に惹かれるようなら買っても良いのではないかなぁと思います。

マイクの音質

マイクについては特に問題なく使うことができ、Web会議を使って試してみると、ワイヤレスイヤホンよりも良い音で相手に伝わります。

ダイソーの300円のイヤホンに共通しますが、マイクがついている場所が左右分岐の付け根に当たる部分なので、やや口から遠いです。このため、周りでもしゃべっている人がいるオフィスの環境ですと、そっちの音も拾ってしまいがちです。

しゃべるときはリモコン部分を口元に持ってくるとより良いかもしれません。

まとめ

ダイソーの「オーロラカラーステレオイヤホン」は、300円イヤホンながら見た目を重視してハウジングにプラスチックを採用した、これまでの300円イヤホンとはちょっと変わった特徴を持つイヤホンです。

音質については、100円のイヤホンと比べればかなりマシではあるものの、アルミハウジングを採用した箱入りの300円イヤホンとの比較でいえば、あまり良くないほう、といえるかと思います。

音のバランスは悪くないのですが、高音域が足りないこともあって、少しこもったような音に鳴っています。アコースティック主体の音楽を聞くのであればあまり気になりませんが、EDMなどの電子楽器主体の音楽を聞くには向いていないと思います。

音質を重視するようであれば、ダイソーの300円シリーズでは「AL-001」「AL-002」、「No.4915(No.4912)」あたりが良いと思います。

そもそも、こういうイヤホンは見た目がすべてといっても良いと思いますので、見た目が気に入ったら本製品を購入すればよいと思います音質的に優れているわけではありませんが、聞くに堪えないということはありませんので

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