※本記事はTRUEFREEからサンプル提供を受けて作成しています。
9月に入って、朝晩は少しづつ涼しくなってきました。盛夏はとてもじゃないけどできなかった外でのランニングもぼちぼち再開、秋~冬のマラソン大会に向けて動き出す頃じゃないかと思います。
そんな日頃のランニング・ジョギングにおすすめしたいのが今回ご紹介する「TRUEFREEF2」というイヤホンです。
本機「TRUEFREE F2」を使ってまず室内で使ってみたところ、いろいろ驚きがありました。また、実際にジョギングで使って、装着感なども確認してみました。
本記事では、TRUEFREE社の「TRUEFREE F2」について、特長やスペック、外見などの紹介と、実際にスポーツで使ってみての使い勝手や音質、機能面での気づき等をレビューします。
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「TRUEFREE F2」の特長
- 16.2mmダイナミックドライバー、低音補強アルゴリズムを搭載
- 音楽を楽しみながら周囲の音を感じるオープンイヤー型、軽量で快適な装着感
- SBC/AAC/LDACコーデック対応
- マルチポイント接続対応
- 43ms低遅延ゲームモード
- 専用アプリ「TRUEFREE」対応
- 15時間連続再生可能、充電時間2時間
- IPX4の防水性能
本機「TRUEFREE F2」は、「ネックバンドタイプ」に分類される形状のイヤホンで、有名どころでは骨伝導イヤホンでおなじみの「SHOKZ」なんかがよく採用している、左右がつながっていて耳に引っ掛けて固定するような形状です。
また、周囲の音を感じながら音楽などを聞くことができる「オープンイヤー型」なので、安心・安全にランニングを行うことができます。
音質は16.2mmのダイナミックドライバーと低音補強アルゴリズムで、オープンイヤーなのに迫力ある音質を楽しむことができます。音質については後ほどレビューします。
また、対応コーデックに関しては、販売ページやウェブサイトのスペックではAAC/SBCコーデックとしか書かれていませんが、Androidスマートフォンに接続すると高音質コーデック「LDAC」で接続されます!これはちょっとびっくり。
そのほか、低遅延モード、マルチポイント対応、専用アプリ対応、ENCノイズキャンセリング(通話時ノイズキャンセリング)など、かなりの機能が搭載されています。
これでお値段は通常価格で4580円、よくクーポンを配布しているので、それを使えば3000円台後半で買えます。音質や機能を考えたらコストパフォーマンスはかなりのものといえるでしょう。
- イヤホンタイプ:オープンイヤー型、ネックバンド型
- 対応コーデック:SBC/AAC/LDAC
- Bluetoothバージョン:5.3
- 連続再生時間:イヤホン本体約15時間
- ドライバー型式:ダイナミック型
- ドライバー:16.2mm
- 防水性能:IPX4
- アクティブノイズキャンセリング:非搭載
- 通話時ノイズキャンセリング:ENCノイズキャンセリング
- 低遅延モード:搭載(43ms)
- 重量(およその実測値):26g
- サイズ:縦36mm × 横15mm × 奥行22mm
パッケージ内容
TRUEFREE F2のパッケージ内容は、本体、USB Type-Cケーブル、マニュアル、アプリ案内です。必要十分な内容です。保証は12か月ついています。
「TRUEFREE F2」の外見
今回提供いただいた「TRUEFREE F2」のカラーは「黒×オレンジ」ですが、カラーバリエーションとしてもう1種類「ベージュ×オレンジ」があります。
ネック部分と、ロゴ等のアクセントカラーがオレンジで、いかにもスポーツ向けな色をしています。
耳をかける部分はそんなに大きくない感じがしますが、装着してみると特に問題ありませんでした。音が出る部分はオレンジ色でアクセントがついています。
素材はプラスチックですが、部分的にカーボン調の加工が施されています。
操作は右側、耳の後ろ当たりに来る部分で行います。ボタン色はオレンジ、装着すると下向きに配置されます。真ん中のボタン(再生ボタン)が他より少し出っ張っているので、手探りでも電源ON/OFFがしやすい工夫が施されています。
充電は操作部分の上部にUSB Type-C端子があるので、ここから行います。
「TRUEFREE F2」の接続方法
通常の接続方法
「TRUEFREE F2」をはじめて使用する際は、ペアリング作業が必要です。普通にBluetoothの設定画面から行う方法と、対応アプリをダウンロードして行う方法の2パターンがあります。ここではダウンロードの手間がかからない、通常の接続方法をご紹介します。
Androidスマートフォンで接続すると、デフォルトの接続は「LDACコーデック」で行われます。
マルチポイント接続の方法
TRUEFREE F2は、2台のスマートフォン等に同時接続が可能な「デュアルデバイス接続機能」、いわゆるマルチポイント接続が可能です。設定には「TRUEFREEアプリ」が必要です。
また、マルチポイント接続を使おうとすると、高音質コーデックの「LDAC」が使えなくなってしまいます。高音質を取るか、利便性を取るか、選択が必要です。
「TRUEFREE F2」の操作方法
「TRUEFREE F2」の操作は3つのボタンを使って行います。顔側から順に+ボタン、再生ボタン、-ボタンです。操作は本体でひととおり行うことができます。
再生/一時停止 | 再生ボタンを1回押す |
音量を上げる | +ボタンを1回押す |
音量を下げる | -ボタンを1回押す |
次の曲へ | +ボタンを1.5秒長押し |
前の曲へ | -ボタンを1.5秒長押し |
電話にでる/切る | 再生ボタンを1回押す |
着信拒否 | 再生ボタンを1.5秒長押し |
音声アシスタント(Siri/Google) | 再生ボタンを2回押す |
ノイズキャンセリングモード切替 | – |
低遅延モード切替 | 再生ボタンを3回押す |
電源ON/OFF | 再生ボタンを3秒長押し |
「TRUEFREE F2」を使ってみた!
音質について
TRUEFREE F2を使ってみて一番びっくりしたのが音質です。本機のようなオープンイヤー型のイヤホンの場合、低音域が弱くなりがちで、さらに高音域も微妙な、AMラジオのような音になりがちです。
しかし、本機「TRUEFREE F2」は、ボリューム感があってパワフルな低音域が聞こえてきます。しかも、耳に差し込むカナル型とはまた違った、音の広がり感が感じられます。
そして、中音域が低音域に負けずに適度に張り出していて、男女問わずボーカルがしっかり聞こえてきます。オープンイヤー型の割には音の輪郭もしっかりしていて、楽器の音が比較的明瞭に聞こえます。
高音域も結構びっくりで、かなり頑張っています。ギリギリ音が刺さるか刺さらないかくらいで、人によってはやかましさを感じてしまうかもしれませんが、低音の強さとあわせて、迫力のあるドンシャリサウンドに仕上がっています。
見た目や値段から想像する音を完全に裏切る、かなりパンチの効いた音がしますので、ネックバンドタイプのイヤホンをお探しの方には、一聴の価値があると思います。
コーデック(LDACとAAC)の違いによる音質変化はあるか?
TRUEFREE F2はLDACコーデックとAACコーデック、SBCコーデックに対応しています。初期状態ではAndroidならLDAC、iPhoneならAACコーデックが使われるようです。
LDACコーデックはややバッテリー消費量が増えるためか、AndroidではAAC/LDACを選択できるようになっています。この機能を使って、LDACとAACに音質差があるか確認してみました。
両コーデックを比べると、音の傾向に大きな違いはありませんが、LDACを使ったほうが高音域を中心に音が滑らかになるようです。AACで接続すると、若干ながらざらざらして荒くなる印象を受けます。
結論は、音の傾向は変わらないけど、聞き比べるとわかるレベルでLDACのほうがやや滑らかで良い音になる、という感じです。
装着感について
TRUEFREE F2を装着してみたところ、締め付けは厳しくなく、耳へのかかり方も思いのほか良好で、重さ26gという軽さもあって、違和感は少ないです。
眼鏡をかけてもちゃんと装着することができ(眼鏡のツルが多少上にかかっちゃいますが)、その状態で5kmほどジョギングしてみましたが、落ちることもなく使うことができました。
バンド部分が裏に回るので、背もたれの高い椅子で作業しているときに背もたれに寄りかかると、前に押されてしまいます。また、寝っ転がろうとしても後頭部のワイヤーにやや余裕があるので、装着しながら寝っ転がることはほぼできないと思ったほうが良いでしょう。
マイクの音質・動画の視聴・ボリューム調整
マイクの音質
TRUEFREE F2のマイクの音質をWeb会議で確認してみたところ、音質は良好で、普通に話していれば相手に明瞭に伝わる音質です。
ENCノイズキャンセリング(通話時のノイズキャンセリング)機能があるので、テレビをつけた状態で試してみたところ、しゃべっていないときにはテレビの音が聞こえなくなり、話しているときは声の後ろにうっすらとテレビの音が聞こえるような状態でした。
オフィスなどで、イヤホンを装着したままで周りの席の人とコミュニケーションをとりつつ、必要に応じて電話やWeb会議をしたり、といった用途にも最適です。(見た目がやや派手ですが・・・)
動画の視聴
TRUEFREE F2で動画を視聴してみたところ、ほぼ違和感なく楽しむことができました。ジムでのトレッドミル使用時、Netflixを見ながら、といった運動のお供にぴったりと言えるでしょう。
なお、多少遅延を感じられたとしても、本機には低遅延モードがついていますので、低遅延モードをONにすれば違和感は大幅に減じると思います。
iPhone接続のボリューム
TRUEFREE F2をiPhoneに接続して最小ボリュームにすると、周りの音がはっきり聞こえるレベルまで音が小さくなります。カナル型のイヤホンとは比較しづらい面はありますが、かなり小さくなることは確かで、大きな音が苦手でほんの少しの音で聞きたい、という方でも使えると思います。
骨伝導イヤホン(Shokz OPENMOVE)と比べてみる
TRUEFREE F2のような形をしたイヤホンで、メジャーなものといえば、骨伝導式の「Shokz」シリーズではないかと思います。
TRUEFREE F2の通常価格ベースに一番近い、Shokzのベーシックモデル「OPENMOVE」と使い比べてみました。
まず、装着感について、Shokz OPENMOVEは骨伝導式で肌に密着させる必要があるためか、やや締め付け感があるのに対し、TRUEFREE F2はゆるめの装着感です。
音質について、Shokz OPENMOVEは、低音域はそこそこ豊かながら、ややこもり気味で音の粒状感に乏しい印象の音です。一方で、TRUEFREE F2は、音質レビューのとおり、かなりメリハリの効いたお音質に仕上がっていますので、音質に関してはTRUEFREE F2に軍配が上がります。
お値段に関しては、Shokz OPENMOVEが1万円前後に対し、TRUEFREE F2は通常4580円、安い時には3000円台で買えます。TRUEFREE F2はShokz OPENMOVEの半額以下で買えてしまいます。
なお、骨伝導だからといって必ずしも音が悪いわけではなく、Shokzの上位機種(Shokz OPENRUNなど)を使うと、お値段は跳ね上がりますが音質はもっと良くなります。
コストパフォーマンス面でいえば、できることがほぼ変わらないTRUEFREE F2のほうが明らかに良いですが、骨伝導という不思議な体験ができるという点ではShokz OPENMOVEも面白いと言えます。
TRUEFREEアプリ
TRUEFREE F2は、「TRUEFREE」アプリに対応しています。「TRUEFREE」アプリでは、「リラックスミュージックホール」という名で環境音を流せるほか、デュアルデバイス設定、ゲームモードON/OFF、音質を調整するイコライザー機能等があります。
イコライザーは10bandのカスタマイズができるほか、聴力テストを行い、その結果で音質をカスタマイズする「アダプティブEQ」に対応しています。
「TRUEFREE F2」のまとめ
「TRUEFREE F2」は、本記事でご紹介したとおり、低コストにもかかわらず、多数の機能を搭載した、ネックバンド型のワイヤレスイヤホンです。
特長は多岐にわたりますが、以下のようなポイントが挙げられます。
(1)音質
16.2mmダイナミックドライバー、低音補強アルゴリズムを搭載
(2)性能
マルチポイント機能、43ms低遅延ゲームモード、ENCノイズキャンセリング、Bluetooth5.3、
専用アプリ対応
(3)デザイン
ポップな配色、耳をふさがない快適な装着感
(4)コストパフォーマンス
通常価格で4000円台半ば、特価で3000円台になることも
(5)再生時間
最大15時間の長時間再生
実際使ってみると、この価格帯としてはかなりびっくりの音質ですし、いろんな機能が装備されていて、付け心地も良好です。
今回レビューしたモノは、メーカーから提供いただいたサンプル品なのですが、自分自身、気に入ってジョギングに使っています。体が揺れても安定して装着できますし、IPX4の防水・防滴機構で汗をかいても気にしなくていいのは助かります。
また、(若干目立っちゃいますが)、オフィスで装着しっぱなしにして、通常時はまわりの人たちとコミュニケーションしつつ、スマホにがかかってきたときにスムーズに通話に入れたりするので、かなり便利に使うことができます。
これでShokzの骨伝導イヤホンの半額以下なので、ランニングなどのスポーツ用途で、ネックバンドタイプのイヤホンの使い勝手を試してみたい、たまに仕事でも使いたい、といった方にとても適した、コストパフォーマンスに優れたイヤホンだと思います。
個人的にかなり気に入った「TRUEFREE F2」について、メーカーさまより、Amazonで使える5% OFFのクーポンコードを発行いただきました。販売ページで出てくる20%割引クーポンと併用できますので、販売ページにクーポンがあれば、3500円を切るお値段で購入できます!
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