世界最大級のオーディオブランド「JBL」を運営するハーマンインターナショナル株式会社は、2024年10月17日から、完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「JBL WAVE BUDS 2」「JBL WAVE BEAM 2」の2機種を発売しました。
「JBL WAVE BUDS 2」「JBL WAVE BEAM 2」は、アクティブノイズキャンセリング機能やマルチポイント接続機能、アプリ対応といった、現在の完全ワイヤレスイヤホンに求められている機能をフルに搭載しつつ、価格を定価8000円台におさえた、お買い得な機種に仕上がっています。
「JBL WAVE BUDS 2」はビーンズ型の小型イヤホンで、充電ケースはフタがない特徴的な形をしたモデルです。「JBL WAVE BEAM 2」は、ショートスティック型のモデルとなっていて、好みによって形を選ぶことができます。
カラー展開はベーシックなブラック、ホワイト、ピンク、ブルーの4色展開となっています。
本記事では、「JBL WAVE BUDS 2」「JBL WAVE BEAM 2」の特長等についてご紹介します。
「JBL WAVE BUDS 2」「JBL WAVE BEAM 2」共通特長
「JBL WAVE BUDS 2」「JBL WAVE BEAM 2」は、機能面ではほぼ共通で、以下のような特長があります。
- 「WAVE」シリーズ初のアクティブ・ノイズキャンセリングを搭載
- 必要な時に必要な外音を取り込める「アンビエントアウェア」と「トークスルー」にも対応
- 最大2台接続可能なマルチポイント対応でテレワークやオンライン授業にも最適
- フィット感を高める「デュアルオーバルシェイプデザイン」を踏襲した本体および音導管、イヤーチップ
- JBL PURE BASS サウンドでパワフルかつ豊かな低音を届ける 8mm 径ドライバー搭載
- 合計4つの通話用ビームフォーミングマイクでクリアな音声通話を実現
- IP54の防水・防塵対応で雨や汗にも安心
- 「JBL Headphones」アプリから自然由来の癒しのサウンドをお楽しみいただける「リラックスモード」に対応
- Google Fast Pair & Windows Swift Pair に対応しスムーズなペアリングを実現
JBLの「WAVE」シリーズは、同ブランドのエントリーモデルに位置づけられていますが、この2機種はアクティブノイズキャンセリングやマルチペアリング、アプリ対応、マイク性能、防水等々、上位モデルに匹敵する機能を備えています。
上位モデルとの明らかな差は、対応コーデックがSBCとAACしかない点かと思います。上位モデルは高音質コーデックを搭載していることが増えていますが、再生する音源を選ぶこともあり、音質によほどのこだわりがない限りはあまり気にしなくて良いと思います。
「JBL WAVE BUDS 2」の特長
「JBL WAVE BUDS 2」は取り出しやすいふたなしのケースと、小ぶりの本体が特長のイヤホンです。お値段はJBLオンラインストアで8,800円です。
- スムーズに出し入れが可能なフタなしデザイン
- 前モデルよりイヤホン本体幅 1.7mm 小型化!耳が小さい方も安心して装着可能
「JBL WAVE BEAM 2」の特長
「JBL WAVE BEAM 2」は、ショートスティック型のイヤホンで、JBLオンラインストア価格で8,030円です。
- JBL 独自のショートスティック型で快適で軽やかな装着感を実現
「JBL WAVE BUDS 2」「JBL WAVE BEAM 2」のまとめ
「JBL WAVE BUDS 2」「JBL WAVE BEAM 2」は、対応コーデックこそSBC,AACのみですが、機能面では上位モデルに匹敵する機能を搭載した、お買い得な機種に仕上がっています。
「JBL WAVE BUDS 2」は8,800円、「JBL WAVE BEAM 2」が8,030円という価格帯は、EarfunやSoundpeatsなどの中華メーカーが力を入れている領域です。
中華メーカーは機能が豊富でお買い得感が高いですが、音質面では一定せず、新しい機種が出るたびに前モデルとガラッと音が変わることも多いです。
その点、JBLはさすがに老舗のオーディオブランドだけあって、どんな機種でも概ね安定したクオリティの音質で音楽を奏でてくれます。そんなブランドの製品が、機能盛りだくさんで8000円台で買えるようになりました。
カジュアルに良い音で音楽を楽しむのに良い選択なのではないかと思います。
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