2026年2月のはじめ、なにげなくダイソーをのぞいてみたら、また新しい完全ワイヤレスイヤホンを見つけてしまいました。
今回見つけたのは、「完全ワイヤレスイヤホン(TWS006)」の製品名で、小さくてポップなカラーバリエーションが特徴のワイヤレスイヤホンです。
カラーバリエーションはイエロー(No.8424)、パープル(No.8431)、ピンク(No.8448)、ブルー(No.8455)の4色展開となっています。

小さくて軽いと書かれているこのワイヤレスイヤホン、気になる音質や使い勝手はどうなのか、実際に使ってみてよい点、いまいちな点を確かめてみたいと思います。
本記事では、ダイソーで販売されている「完全ワイヤレスイヤホン(TWS006)No.8424/8431/8448/8455」について、製品の特長、外見や使い勝手をレビューしています。
完全ワイヤレスイヤホン(TWS006)の特長・性能
- 小さくて軽い、片耳2.3g
- 低音域重視のチューニング
- 連続再生時間本体3.5時間、充電ケース併用で約10時間
小さくて軽い、片耳2.3g
本機はパッケージに「小さくて軽い」と書かれているとおり、他のワイヤレスイヤホンと比べてもかなり小さいです。大きさはパッケージ右上にイヤホン本体の写真がありますが、これがまさにほぼ実物大のサイズです(真ん中に配置されている充電ケースの写真は少しだけ小さい)。
この大きさのおかげで、重量も片耳2.3g(実測値は2.56g)ととても軽く仕上がっています。
低音域重視のチューニング
完全ワイヤレスイヤホンとしては珍しいことに、パッケージに音質傾向が書かれています。これによれば、かなり低音域に振ったチューニングをしていると予想されます。
実際の音質がどうだったのかは後述するとして、結論だけ言えば「かなり良い感じ」です。
連続再生時間本体3.5時間、充電ケース併用で約10時間
連続再生時間は本体のみで約3.5時間、ケースとあわせても10時間と、今時にしてはかなり控えめ。本体、ケースともに小さいことが影響しているのかもしれません。
とはいえ、通勤・通学に使うことを考えたら、長くても片道1~1.5時間なので本体の連続再生時間でも十分対応可能です。また、昼休みに1時間使ったとして、往復+昼休みで約4時間。2日程度は持つ計算です。使い方次第ではあまり気にならないかもしれません。
主なスペック
本機のスペックは、1000円のイヤホンとしては標準的、2000円以上のイヤホンと比べると必要最低限の機能に絞られたスペックと言えます。
| ダイソー 完全ワイヤレスイヤホン 残量表示付 No.7468 | |
|---|---|
| Bluetooth SoC | Bluetrum Technology製 AB5656C |
| ヘッドホンタイプ | ビーンズ型、カナル型 |
| コーデック | SBC |
| Bluetooth Ver. | 5.4 |
| 再生時間 | 本体:約3.5時間 ケース併用:約10時間 |
| 急速充電対応 | × |
| 充電端子 | USB Type-C |
| ワイヤレス充電 | × |
| ドライバー | 6mmダイナミックドライバー |
| 防水性能 | × |
| ノイズキャンセリング | × |
| 外音取込モード | × |
| 低遅延モード | × |
| マイク性能 | 左右1基 計2基 |
| 着脱検知機能 | × |
| 空間オーディオ | × |
| マルチポイント接続 | × |
| Google Fast Pair | × |
| アプリ対応 | × |
パッケージ内容
パッケージの内容は、本体のほかに充電ケース、取扱説明書のみです。
取扱説明書は英語がオモテになっていますが、裏面に日本語で書かれたちゃんとしたマニュアルがあります。せっかく日本語マニュアルがあるなら、表裏逆にすればいいのに・・・
充電するためにはUSB Type-Cケーブルが別途必要です。USB Type-Cケーブルは今時の家であれば何個か転がっていると思いますが、なければダイソーで買いましょう。

完全ワイヤレスイヤホン(TWS006)の外見
本体
本体は、スティック(うどん)がないビーンズ型で、ティアドロップ型といってもいいような形状をしています。
本体の黒い点がLEDとマイクの穴で、その下ののっぺりした部分がタッチセンサーになっています。

横置きするとこんな感じ。イヤーピースはMサイズっぽいものがついていて、形状はやや特殊な形をしています。

縦から見るとこんな感じです。

大きさは縦が21.5mm、横が18mm、厚さ13.5mm程度で、500円玉にすっぽり収まるサイズです。重量はパッケージには2.3gと書いてありますが、イヤーピース込みの重量は2.56gでした。


充電ケース
充電ケースのフタ部分は半透明で、ケース本体部分はパッケージと同系色の非光沢のプラスチックでできています。
持った感じはとても小さく感じます。また、ふたと本体の周囲部分にやや引っ掛かりを感じるためか、持ってみると多少安っぽさを感じてしまいます。

背面に充電用のUSB-C端子があります。

ふたを開けて本体を収納するとこんな感じです。ふたは多少開けにくい感じです。
本体は取り出しにくいということはないですが、かといって取り出しやすいかというと、そうでもありません。

充電ケースのサイズは横56mm×縦36.6mm×厚さ24.5mmといったところで、重量は本体込みで実測21.6gでした。前述のとおり、持った感じはかなり軽くて小さいです。


完全ワイヤレスイヤホン(TWS006) の接続方法
ダイソー「完全ワイヤレスイヤホン(残量表示付)No.7468」をはじめて使用する際は、ペアリング作業が必要です。一度ペアリング作業をすれば、2回目以降は充電ケースから左右のイヤホンを取り出すと自動的に接続されるようになります。
- ケースのふたを開け、左右のイヤホンを取り出します
- 接続したいスマートフォンのBluetooth機能をONにして、[設定]アプリから[Bluetooth]を選択、デバイス名「DAISO_TWS006」を選択します
- イヤホンから「Connected」と音声が聞こえて、スマートフォン側が「接続済み」となれば準備完了
本機はSBCコーデックのみの対応なので、SBCで接続されます。

完全ワイヤレスイヤホン(TWS006) の操作方法
ダイソー「完全ワイヤレスイヤホン(TWS006)」の操作は、本体のタッチセンサーをタッチして行います。本機では音量の上下はできないようです。
| 再生/一時停止 | L(左)またはR(右)を1回タッチ |
| 音量を上げる | – |
| 音量を下げる | – |
| 次の曲へ | R(右)を2回タッチ |
| 前の曲へ | L(左)を2回タッチ |
| 電話にでる/切る | L(左)またはR(右)を1回タッチ |
| 着信拒否 | L(左)またはR(右)を2秒長押し |
| 音声アシスタント(Siri/Google) | L(左)またはR(右)を2秒長押し |
| ノイズキャンセリングモード切替 | – |
| 低遅延モード(ゲームモード) | – |
| 電源ON/OFF | L(左)、R(右)を4秒(ON),8秒(OFF)長押し |
完全ワイヤレスイヤホン(TWS006) の使用感
音質について
ダイソー「完全ワイヤレスイヤホン(TWS006)」のパッケージには、音質の特性が書かれています。これによれば、本機の音質は「低音域>中音域>高音域=解像度」ということになります。
実際に使ってみたところ、本機の特性はいわゆる「ドンシャリ」系のサウンドです。低音域はなかなか力強く、見た目の小ささとは裏腹に迫力のある音を奏でてくれます。バスドラムはズンズンきますし、ベースの低音もしっかりしたサウンドです。
中音域はバランスが良く、音の傾向としてはやや乾いた感じで、ボーカルはリアルで聞きやすい印象です。1000円のイヤホンとしては解像感が高く、楽器の輪郭もまあまあで、これまでレビューしてきた1000円のイヤホンの中でも上位に位置するような感じです。
特性表記では低めに書かれていた高音域ですが、驚くべきことにクリアで伸びが良く、とても良い感じです。シンバルやハイハットの金属的な響きも良く出ていますし、ピアノのツヤなども1000円のイヤホンとしては満足すべき仕上がりに感じます。
3万円クラスの高いイヤホンと比べると、音は平面的で奥行き感に乏しいのと、解像感等はだいぶ違いますが、数千円クラスのイヤホンとであれば割といいところまで迫っている気がします。
音質的には、この価格帯としてはかなり出来が良いほうではないかと思います。音質面では十分満足感を得られると思います。
装着感について
とにかく小さい本機、ほぼ耳の穴に収まるサイズ感です。耳穴からほとんどでていないので、横向きに寝ても耳が痛くなることもなく、寝ホンにも向いています。
イヤーピースはやや小さ目な気もしますが、意外とフィット感も良いです。ジャンプしたり少し走っても落ちることはありませんでした。

マイクの音質・動画の視聴・ボリューム調整・音漏れ
マイクの音質
本機を使ってWeb会議を行ってみたところ、少し籠った感じの音質ではありますが、声は拾えているように感じます。
周囲がうるさい環境で使ったらどうなるかはわかりませんが、少なくとも静かな環境下であればこちらの声が聞き取りにくいといったことにはならなさそうです。
動画の視聴
本機でYoutube動画を見てみたところ、Androidではほとんどの動画で違和感なく視聴することができましたが、iPhoneで同じ動画を見ると、一部の動画ではほんの少し遅延を感じるような結果でした。
動画視聴は概ね問題ないですが、一部多少の違和感を感じる場面もあるかもしれません。
iPhone接続のボリューム
iPhoneに接続した場合に、最低ボリュームが結構大きかったり、ボリュームを上げるといきなり音が大きくなる機種があるのですが、本機は最低音量だとAirPods系でいえば2段階目~3段階目の間といったところで、その後の上がり幅は均等ですが音量差は若干大きめ、といった感じです。
iPhone接続時のボリュームコントロールはやや大雑把ですが、実用上の問題はなさそうなレベルに落ち着いていると思います。
完全ワイヤレスイヤホン(TWS006) のまとめ

ダイソーの「完全ワイヤレスイヤホン(TWS006)」は、その見た目やパッケージの内容とは裏腹に、結構パワフルなドンシャリ系サウンドを奏でてくれるイヤホンでした。
本体、充電ケースともにとても小さく、かわいらしいデザイン、4色のカラーバリエーションと、デザイン面も気を使っています。
手に取ってみると、ぱっと見はよくできているように思いますが、実際手に持ってみると、重量が軽いこともあってか、手触り感は1000円の限界を感じます。
音質面では、過去のダイソー1000円イヤホンの中でもかなり上位に位置する出来の良さで、この値段でこの音が出れば十分といえます。Amazonで販売されている3000~5000円くらいのイヤホンでも、これ以下の音質のものはたくさんありそうです。
いまいちな点を挙げるとすれば、バッテリー持ちの悪さが気になります。本体のみの連続再生時間は3.5時間とかなり短めで、最近の完全ワイヤレスイヤホンの半分以下といったところになります。
また、動画視聴時の遅延が一部の動画で少し感じられました。音と映像のタイミングが気になる用途には向かなさそうです。
これらを踏まえると、日常家の中でずっと使いながら家事をする、といった用途よりも、通勤や通学など、1~2時間程度で時間が区切れる場合に使うのが良いのかなと思います。
また、寝る前にベッドの中で音楽を聴いてリラックスするとか、動画を何となく見る、といった用途にも向いています。姿勢を変えても耳が痛くならないのはとても良いです。
2026年3月時点のダイソー店頭で、カナル型のイヤホンを買うとすれば、今のところ本機がイチオシ、次点で「クリアケースワイヤレスイヤホン(TWS007)」、インナーイヤー型なら「完全ワイヤレスイヤホン ミクロ(TWS005)」



コメント