【100均】ダイソー ライトニング(Lightning)対応イヤホンジャック変換ケーブル DA-7 500円

DA-6 ダイソー

ダイソーに売っているLightning端子をイヤホンジャックに変換するケーブルですが、Apple純正のモノと比べてどうなのでしょうか。比較してみたいと思います。

特徴

パッケージに書かれている商品の特徴は以下のとおりです。

  • ライトニング端子をΦ3.5mmイヤホンジャックに変換するケーブルです。
  • ライトニング端子搭載機器であればイヤホンジャックがあってもご使用いただけます。

本品、パッケージ表面にも書いてありますが、純正品との大きな違いは「電話やアプリによる通話は行えません。」ということです。実際使ってみましたが、電話・ZoomなどのWeb会議・LINE通話などでは軒並みマイクを認識しませんでした。しかし、なぜか録音アプリだけは反応します・・・

パッケージ表面注意事項 通話できません!

外観

100均に売っているLightningコネクタ搭載の商品は、ダイソーの1,000円くらいするものを除いて、概ねプラスチック製で、差し込む面は片面のみ、という仕様ですが、このLightning変換ケーブルも同じで、UPSIDEと書いてある面を上にして差し込む形になっています

表面(UPSIDEと書いてある)
表面(UPSIDEと書いてある)には何も実装されていない。
裏面
裏面には端子が実装されている

純正品と比べてみると、ダイソーに売っているLightning変換コネクタのケーブル長は長く、3.5mmジャックのほうについてはコネクタ部分も長くなっています。

ケーブルも純正に比べて太いことや、3.5mmコネクタ部分が金属製のようなので、純正品と比べると頑丈なつくりになっている気がします。純正品はケーブルが細く、全体的にほぼプラスチックなので、華奢に感じます。

ただ、ケーブルが太くやコネクタが長いぶん、取り回しは純正品のほうが良いと思います。

音質

Lightning端子から出ている信号はデジタル信号なので、イヤホンで音を出すにあたってはDAコンバーターというものを通して信号をアナログに変換する必要があります。したがって、純正品と本品では音に違いが生じます。

実際に聞いてみて一番課題に感じるのは、音の大きさです。ダイソーのLightning変換コネクタのほうは、ボリュームを最低にしてもかすかに音が鳴っていて、無音にはなりません。その次、1段階ボリュームを上げると、いきなりかなり音量が上がってしまうのです。厳密に測っているわけではないのであくまで感覚的ですが、純正品の4段階~5段階のあいだで5段階目に近いほうの音量まで一気に上がってしまいます。純正品はきちんと少しづつ大きくなっていきますので、この動きは全く違います。大音量が苦手な人はつらいかもしれません。

音質も純正品と違い、やや低音域が強調される傾向にあるようです。それ以外は低音域~高音域までちゃんと出ています。ホワイトノイズもほぼ感じられません。

ふつうに聞いている分には音量以外音質について気になる点はほぼないのですが、注意深く聞くと、気のせいかもしれませんが、ほんのかすかにピッチの揺れというか、音のゆがみがあるような気がしました。「気がする」レベルなので、実用上はまずわからないし、先入観のせいかもしれず、正直自信はありません。

念のためYoutubeで動画を見てみましたが、遅延は感じられず、違和感なく動画視聴をすることができました。

総評

本品と300円イヤホンのAL-001と組み合わせれば、音質的にもそこそこ満足できるLightningイヤホンを880円で入手することができます。以前レビューした300円のLightningイヤホンよりだいぶマシです。

しかしながら、マイク付きのイヤホンを使ったとしてもWeb会議や通話に使うことができないので、金額が倍になってしまいますが、できれば純正のLightning変換ケーブルを購入されたほうが良いと思います。イヤホンを使った通話やWeb会議など、いつ必要になるかわかりませんし、差額600円程度なので、用途の広がりや音量などを考えれば、差額くらいの価値はあるのではないかと思います。

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