ドン・キホーテ「tunewave」レビュー:サウンドデザイナー監修!4,399円で耳に優しい“良音”を実現するオープンイヤー型TWS

1000円以上イヤホン

圧縮陳列でおなじみの大手ディスカウントストア、ドン・キホーテ。

同社のプライベートブランド「情熱価格」から、サウンドデザイナー 沖田純之介氏が監修した完全ワイヤレスオープンイヤーイヤホン「tunewave(チューンウェーブ)」が発売されました。

「tunewave」は、サウンドデザイナーが監修して音のバランスを調整しているにもかかわらず、その価格は4,399円(税込)という「ドンキ価格」を実現しています。

沖田純之介氏の経歴を読むと、まさに「音響分野の第一線で活躍」し続けている方です。そんな彼が監修した「tunewave」、どんな音質に仕上がっているか、実機を購入してきましたのでレビューしてみたいと思います!

本記事では、ドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」から登場した完全ワイヤレスオープンイヤーイヤホン「tunewave(チューンウェーブ)」について、製品の特長、外見や使い勝手をレビューしています。

ドン・キホーテ「tunewave」の特長・性能

  • サウンドデザイナー沖田純之介氏による音質監修
  • 耳を塞がないオープンイヤー型
  • 「抜け感」のあるクリアなサウンド
  • 圧倒的なコストパフォーマンス

サウンドデザイナー沖田純之介氏による音質監修

テレビの音響を振り出しに、ミュージックビデオや広告、映画など、さまざまなメディアのサウンドデザインを手掛けてきた沖田純之介氏。

沖田氏が「若者の耳を守る事で将来の難聴予備軍を減らし、映像音楽業界への恩返しや感謝の気持ちから動いております」との想いで実現したのが本イヤホン。

耳のことだけを考えて、音のバランスを徹底追及したワイヤレスイヤホンです。

耳を塞がないオープンイヤー型

本機は耳の穴をふさがない「オープンイヤー型」を採用しています。耳穴を密閉しないため負担が少なく、周囲の音を聞きながらの「ながら聴き」が可能です。

好きな音楽に自然の環境音を足して散歩を楽しむような、オープンイヤーならではの「ながら聴き」でも良質な音を楽しめるよう設計されているそうです。

「抜け感」のあるクリアなサウンド

歌の子音などの高域を際立たせることで、過度な音量に頼らずともクリアに聴こえる音質を実現したとしています。また、低音域、中音域も細かくチューニングされているとのことです。

圧倒的なコストパフォーマンス

プレスリリースによれば、通常であれば15,000円〜20,000円前後の製品に施されるような音質チューニングを行っているにもかかわらず、4,399円(税込)という低価格で実現しています。

これは若者が日常使いできるようにこだわっての価格設定とのことです。

主なスペック

本機の機械的なスペックは4000円前後のモデルとしては標準的と言えます。

コーデックはSBCだけでなくAACにも対応し、スポーツ時に発汗があっても安心なIPX4の防水性能があります。

また、マルチポイント接続に対応していますので、スマートフォン2台に同時接続が可能です。

ドン・キホーテ「tunewave」
Bluetooth SoC不明
ヘッドホンタイプ耳掛け(イヤーフック)型、オープンイヤー型
コーデックSBC/AAC
Bluetooth Ver.5.4
再生時間本体:約6時間
ケース併用:不明
急速充電対応×
充電端子USB Type-C
ワイヤレス充電×
ドライバー不明
防水性能IPX4
ノイズキャンセリング×
外音取込モード×
低遅延モード×
マイク性能左右1基 計2基
着脱検知機能×
空間オーディオ×
マルチポイント接続対応
Google Fast Pair×
アプリ対応×

スマートフォンに接続すると、「DKOD-01」という名前で登録され、AACコーデックで接続されます。

パッケージ内容

本体のほかに、充電ケース、USB-Cケーブル、取扱説明書が付属しています。

ドン・キホーテ「tunewave」の外見

本体

本体は耳掛け式としては標準的な形状です。イヤーフック部分はTPU素材が使われていて、やわらかめの感触です。

イヤーフックの先端部分は少しバリが残っています。この価格帯のイヤホンとしてはビルドクオリティは高いとは言えなさそうです。

裏側はこんな感じです。特に見るべきところはなさそうです。他の機種との比較から推測すると、音の出口であるドライバーの大きさは12mm以上はありそうです。

大きさは縦36mm×横45mm×厚さ14mm、重量は実測約6.6gです。小さくもなく、大きくもなくといったところです。

充電ケース

充電ケースはプラスチック製、上部にはアクセントとしてウェーブがあしらわれています。

ふたを開けると、左下にはケースの充電残量がわかるLEDがついています。

本体の収納時はイヤーフック部分が少し重なるように収納します。これによってケースのサイズを小さくできています。

ケースの大きさは縦58.5mm×横72.6mm×厚さ25mmです。本体収納時の重量は実測53.5g。

ドン・キホーテ「tunewave」の使用感

音質について

ドン・キホーテ「tunewave」は、サウンドデザイナー沖田純之介氏監修による音質チューニングが施されているとされています。

その内容は、「オープンイヤー型の弱点である低域と中域のバランスを徹底的に調整、過度な音量に頼らなくても、クリアで「抜け感」のある心地よい音質を実現」とされています。

実際に本機の音を聞いてみると、確かに、低音域~中音域にかけて聞こえてくるようにしつつ、高音域を強調気味にしたようなサウンドになっていることがわかります。

手持ちの4000円~7000円程度のオープンイヤー型イヤホンのいくつかと聞き比べてみた感じでは、低音域の強調は少し弱めで、中音域に近い領域を聴きやすいように持ち上げているような印象です。

多少気になるところがあるとすれば、ベースの高い音域、スネアドラム、男性ボーカルの一部など、低音域のちょっと上の領域で、ほんの少しポコポコした感じの独特な成分が混じります。

また、高音域に関して、ほとんどの音楽では良く聞こえますが、楽曲によっては少し天井感やざらつきが感じられて、クリアになるように伸ばしているけど、抜けきれない感が少しあります。そのため、音楽によってはやや聞き疲れするかもしれません。

いろいろな楽曲を聴きこんでみた感じでは、本機はEDMのようなきらびやかな音楽よりも、静かな音楽や会話中心の動画などに向いているような気がします。

装着感について

本機は耳掛け式なので、しっかりとした装着感を得ることができます。メガネとの干渉もほとんど気になることはありませんでした。

マイクの音質・動画の視聴・ボリューム調整

マイクの音質

本機を使ってWeb会議を行ってみたところ、音質は良好で、話している内容は明瞭に聞こえてきます。十分実用的と言えると思います

動画の視聴

YoutubeやNetflixでいくつかの動画を見てみましたが、Youtubeの一部動画で凝視すると気持ちズレが生じてるかもというものがありました。

ながら見程度では気になるところはないと思いますので、実用上はほぼ問題ないと思います。

iPhone接続のボリューム

本機は全体的にボリュームが小さ目にできているようで、最小ボリュームにすると聞こえるか聞こえないか程度のボリュームまで下げることができます

その後の音量調整もスムーズで、音量調整についてはかなり優秀と言えるでしょう。

ドン・キホーテ「tunewave」のまとめ

ドン・キホーテ「tunewave」は、サウンドデザイナー沖田純之介氏が監修しサウンドのチューニングを行っている、オープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンです。

4399円(税込み)という価格で、一流の専門家のチューニングが施され、IPX4の防水性能、スマホ2台同時に接続できるマルチポイント接続を装備しており、ドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」シリーズならではの高コストパフォーマンスな機種に仕上がっています。

肝心の音質に関しては、中低音域をブースト、高音域もボリューム感があるようなサウンド構成で、オープンイヤー型イヤホンの弱点である低音域の弱さを補いつつ、高音域が伸びる気持ちの良いサウンドに近づけています。

また、パッケージにあるような「抜け感」に関しては、この価格帯のオープンイヤー型かつ耳掛け型イヤホンの中では比較的良いほうだと思います。ただし、オープンイヤー型でもイヤーカフ(イヤークリップ)型との比較になると、抜け感や低音域の迫力などに優れる機種があるので、使用感や用途を踏まえて決めるとよいでしょう。

イヤーカフ型なら、SOUNDPEATSの「CCイヤーカフ」はおすすめできる機種の一つです。

本機は、リラックスできる音楽やニュースなどを小さ目の音で聞き流しような使い方が良いのかな、と思います

手に取りやすい4,399円(税込み)というお値段でもありますので、耳掛け型のイヤホンが欲しい方、近くにドンキがある方は選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

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