Baseus Bass BC1 レビュー はやりのイヤーカフ型イヤホンの新製品、お手頃価格で迫力あるサウンドが楽しめる!

1000円以上イヤホン

今回レビューするのは、中国Baseus(ベースアス、倍思科技)が発売するイヤーカフ型のイヤホン「Baseus Bass BC1」です。

本記事はメーカーから製品の提供を受けてレビューしています

以前の記事でもご紹介しましたが、最近のワイヤレスイヤホン業界のトレンドは完全にこの「イヤーカフ型」のイヤホンで、毎月のように様々な新製品が発表されている、まさに「旬」のイヤホンです。

本機を販売するBaseus(ベースアス、倍思科技)社は、日本ではあまりなじみがメーカーですが、巻取り式ケーブルやモバイルバッテリーなどのモバイルアクセサリーでは定評があるメーカーであり、今年(2025年)1月にラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市「CES(Comsumer Electronics Show)」では、あのBOSE社とのパートナーシップが発表されています。

Baseus(ベースアス) ロゴ

近年、日本法人も作られて本格的に日本のマーケットに参入してきています。

今回紹介する「Baseus Bass BC1」は、そんなBaseus社が発表した新製品で、今流行のイヤーカフ型で、重低音ブーストや4マイク搭載の通話時ノイキャン、防水、マルチポイント接続、アプリ対応など、一通りの機能を備えて定価6000円台と、リーズナブルな価格で手に入る製品です。

本記事では、Baseus(ベースアス)の新製品「Baseus Bass BC1」について、製品の特長、外見や使い勝手などをレビューしています。

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「Baseus Bass BC1」の特長

  • 流行のイヤーカフ型イヤホン、3カーブの人間工学クリップと柔軟なTPU製C型リングの採用により、優しくしっかりとした装着感
  • 12mmダイナミックドライバー、バイオセルロースダイヤグラム振動による高音質
  • AI搭載ベースブースト機能を搭載、空間オーディオ(ミュージック・シアター)搭載
  • マルチポイント接続
  • 簡単で確実な物理ボタン

本機「Baseus Bass BC1」は、中価格帯のイヤホンとして十分な機能を搭載しています。

本機が採用するイヤーカフ型のイヤホンは、耳穴に直接イヤーピースを入れることがないので閉塞感がないことに加え、耳を挟む形で装着するので頭部の圧迫感がありません。特に眼鏡ユーザもツルが引っかかることがないので、快適な装着感を得られます

本機は耳に挟むリング部分がTPU素材でできているほか、人間工学に基づくクリップ形状で、優れた付け心地を実現しています。

また、音質面でも、AIを搭載した低音ブースト機能を搭載、オープンイヤー型では不足しがちな低音を補っています

また、アプリを使うことで空間オーディオにも対応しています。モードは「ミュージック」「シアター」の2モードが選択できるようになっています。

本機は様々な機能を搭載していますが、その中であと1つ紹介するとすれば「マルチポイント接続」でしょうか。これは2つのデバイスに同時に接続できる機能で、スマホ2台持ちや、PCとスマホで同時接続するときなどに非常に便利な機能です。

主なスペック

本機は中価格帯として十分なスペックを搭載しています。

Bluetoothのバージョンが6.0なので、最新の設計がなされているほか、特長で紹介したもの以外もAAC対応、再生時間7.5時間、4基のマイクによるAI搭載の通話時ノイズキャンセリング、防塵まで搭載しているのは珍しい「IP55」の防塵防水性能(粉塵の侵入を防止し、かついかなる方向からの水の直接噴流にも耐える性能)、急速充電等々、充実した機能を搭載しています。

Baseus Bass BC1
Bluetooth SoCJieLi製SoC
イヤホンタイプイヤーカフ型、オープンイヤー型
コーデックSBC / AAC
Bluetooth Ver.6.0
再生時間(ANC OFF)本体:7.5時間
充電ケース併用で最大38時間
急速充電対応15分充電で2時間使用可能
充電端子USB Type-C
ドライバー12mmダイナミックドライバー
バイオセルロース ダイヤフラム
防水性能IP55
ノイズキャンセリング×
外音取込モード×
低遅延モード
マイク性能4マイク搭載、AIアルゴリズムENC
着脱検知機能×
空間オーディオミュージック、シアター
マルチポイント接続
Google Fast Pair×
アプリ対応Baseusアプリ対応

パッケージ内容

本機のパッケージ内容は、本体のほかに充電ケース、充電ケーブル(USB Type-C)、マニュアル、オマケのシールです。保証は24か月(2年)ついているようです

「Baseus Bass BC1」の外見

本体

Baseus Bass BC1の形状は、イヤーカフ型のイヤホンとして標準的な形状です。バッテリーや操作部が入っている部分は楕円形、スピーカー部分は円形をしています。

ボタンは物理ボタンを採用しています。押した感触は柔らかめで操作は行いやすいです。また、左右でボタンの色が違います。

スピーカー部分は円形の部分についていて、耳になじむ形をしています。

アーチ状の部分はTPU素材で、わりと柔らかめです。右のアーチ頂上部分には2つ点字状の印がついていて、触ると右側イヤホンだとわかるような工夫がなされています。

大きさは実測で縦29.5mm×横24mm×高さ26.8mm、重さはスペック上5.3gですが、測ってみると5.7gありました。大きさ的には大きくもなく、小さくもなくといった、扱いやすいサイズです。

充電ケース

充電ケースのふた部分にはBaseusのロゴが刻まれています。ケースは艶消し加工されたプラスチック製で、価格相応といった出来具合です。

裏側には社名がきざまれているほか、充電端子(USB Type-C)があります。

ふたの開閉は軽快に行うことができます。開け閉めから受ける感じも価格相応といったところで、高級感は感じません。

大きさは実測値で縦53mm×横64mm×厚さ33mm、本体込みの重量は47gです。決して小さいサイズではありませんが、丸みを帯びているので手になじみ、持った感じは軽く感じます。

「Baseus Bass BC1」の接続方法

「Baseus Bass BC1」をはじめて使用する際は、ペアリング作業が必要です。

ペアリング方法
  1. ケースのふたを開け、イヤホンを取り出します
  2. 接続したいスマートフォンのBluetooth機能をONにして、[設定]アプリから[Bluetooth]を選択、デバイス名「Baseus Bass BC1」を選択します
  3. イヤホンから「ピッ」と聞こえて、スマートフォン側が「接続完了」となれば準備完了

本機はAAC/SBCコーデックに対応しているので、通常の接続はAACコーデックで行われます。

マルチポイント接続の方法

本機はBaseus Smart-Connectと名付けられたマルチポイント接続に対応しているので、2台のスマートフォン等に同時接続ができます。1度設定すれば、次からは2台とも自動でつながるようになります。

マルチポイント接続方法
  1. 1つ目のデバイスにペアリングした後、1つ目のデバイスのBluetoothをOFFにします
  2. 2つ目のデバイスに1回目と同じ方法でペアリングします
  3. 2つ目のデバイスのペアリングが終わったら、1つ目のデバイスのBluetoothをONにします
  4. 一度設定すれば、次回以降は自動的に両デバイスに接続されます

「Baseus Bass BC1」の操作方法

「Baseus Bass BC1」の操作は、本体のボタンをクリックすることで行います。操作はアプリを使ってカスタマイズすることができます。

再生/一時停止L(左)またはR(右)を1回クリック
音量を上げるR(右)を1.5秒長押し
音量を下げるL(左)を1.5秒長押し
次の曲へL(左)またはR(右)を2回クリック
前の曲へL(左)またはR(右)を3回クリック
電話にでる/切るL(左)またはR(右)を1回クリック
着信拒否L(左)またはR(右)を1.5秒長押し
音声アシスタント(Siri/Google)R(右)を3回クリック
ノイズキャンセリングモード切替
低遅延モード(ゲームモード)(アプリから操作)
電源ON
リセットL(左)とR(右)を8秒長押し

「Baseus Bass BC1」を使ってみた!

音質について

「Baseus Bass BC1」の音質は、一言でいえば「重低音重視」です。オープンイヤー型のイヤホンは、低音がスカスカになりがちなのですが、本機は12mmダイナミックドライバーとAI搭載のベースブースト機能がとても良く機能していて、豊かな低音を聞かせてくれます。

低音域の中でも極低音の領域はさすがに厳しいところはありますが、それ以外は概ねしっかりとした量感のある低音サウンドを聞かせてくれます。また、低音域が他の領域を埋め尽くすことなく、うまくまとめている印象があります。

中音域に関しても大きなクセはなく、輪郭は甘めで解像感はあまり高くないですが、音が団子状になることもなく、各楽器は分離して聞こえます

ボーカルはきちんと聞こえますが、どちらかというと各楽器に溶け込む傾向で、ボーカル域が前に出てくるという感じではありません。

高音域は物足りない印象です。この領域が控えめな分、音は角が取れて温かみがあるマイルドな音に聞こえます。シンバルやハイハットなどの金属感やスネアドラムのアタック感は薄め、ピアノなどのツヤ感も角が削れて丸く聞こえます。

デフォルトの状態ではこのような音の傾向なのですが、本機は「Baseusアプリ」を使えば、お好みの音にカスタマイズすることができます

アプリにはデフォルトの「Baseusクラシック」のほかに5種類のプリセットがあり、さらにお好みで8バンドのイコライザー機能がついています。

イコライザーは効きが良く、高音域が物足りなければ10kHZと6kHzを持ち上げて、それに合わせて低音域も持ち上げると、高音域の印象は大きく変わって、かなりメリハリのあるサウンドを楽しむことができます

自分の好みにあわせてイコライザーをいじってみると、満足できるサウンドが見つかると思います。もちろん、一度イコライザーをセットすれば、次回使ったときもその音質は維持されます

空間オーディオについて

本機には空間オーディオ機能がついていて、アプリで選択することができます。パターンは2種類、「ミュージック」「シアター」です。

「シアター」モードにしてNetflixで映画を見てみたのですが、低音部分が映画館的な感じになる気がしました。「ミュージック」にすると、ライブ映像などでボーカルが聞こえやすくなる印象です。あくまでそんな気がする、ということで、実際どんな調整が行われているのかわかりませんが・・・。

好みの問題だと思いますので、一度試してみると良いでしょう。

Baseus Bowie MC1 と比べてみる

Baseus Bass BC1の上位機種の位置づけとして、「Baseus Bowie MC1」があります。MC1もイヤーカフ型のイヤホンで、Bluetoothバージョンは1世代前の5.4ですが、クッション機能がついていたり、グラミー賞&エミー賞受賞者Claudioがおすすめの音質、IP57防塵防水等々、少しづつBC1よりも機能が上です。ケース等の質感も微妙にMC1のほうが良いです。

BC1とMC1を比べると、MC1のほうがデフォルト状態での音質が良いです。低音域、高音域ともにしっかりしていて解像感も高い、明瞭でメリハリのあるサウンドが最初から楽しめます。

多少価格を積んでも良いから何も調整せずにワンランク上の音を楽しみたいなら、Baseus Bowie MC1も検討してみると良いと思います。

左:「Baseus Bass BC1」、右:「Baseus Bowie MC1」

装着感について

イヤーカフ型のイヤホンは、これまでネックバンド型とか耳掛け型のようなオープンイヤー型のイヤホンを使いたかったけど、なかなか使いにくかった「眼鏡ユーザー」に特にオススメです

装着した感じは締め付け感もなく、特に違和感なく装着できます。

5kmほどジョギングしてみましたが、特にずれたり落ちたりするようなことはありませんでした

眼鏡を装着しながら使えて、周囲の音が耳に入る状態で音楽等を聴くことができ、また、IP55の防塵防水がついていて汗をかいても安心、かつそれなりに動いてもずれることもないので、外を走るランニングの時などにピッタリだと思います

マイクの音質・動画の視聴・ボリューム調整・音漏れ

マイクの音質

Web会議を使って本機のマイク性能を確認してみたところ、しっかりと相手側に声が届くことが確認できました。

マイク性能はとても良く、オフィスなどで装着したままにしてWeb会議や電話をするといったときにも活躍できそうです。

動画の視聴

イヤホンによっては動画視聴時に映像と音声にズレが生じて違和感を感じるものがあります。検証のため、本機をスマホにつないでYoutubeの動画をいくつか視聴してみましたが、ニュースのアナウンサーの口の動きや、ドラム演奏動画の動き等を見ても特に違和感ありませんでした

もし違和感を感じた場合であっても、本機は低遅延モードを搭載しているので、アプリから低遅延モードをONにしてみると違和感が軽減されると思います。

動画視聴に関しては問題ないと言えるでしょう

iPhone接続のボリューム

iPhoneの場合、ボリュームコントロールが雑で、ボリューム最小でも音が大きかったり、ボリュームの上がり具合が一定ではなく、3~4段階目でいきなり音が大きくなったりといったことが発生する場合があります。

本機をiPhoneにつないで検証してみた感じでは、最小ボリュームはしっかり小さく、ボリュームの上がり具合も特に問題なく、普通に使うことができました。

対応アプリ「Baseus」アプリ

「Baseus Bass BC1」は、「Baseus」アプリを使ってさまざまなカスタマイズができるようになっています。本アプリの利用はユーザー登録なしでゲストとして使うことができるようになっています

Baseusアプリでは、以下のようなことができます。

  • 空間オーディオの設定
  • イコライザー
  • バスブースト ON/OFF
  • 低遅延モードON/OFF
  • 操作設定
  • ヘッドフォンを探す
Baseus
Baseus
開発元:深圳市倍思科技有限公司
無料
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「Baseus Bass BC1」のまとめ

「Baseus Bass BC1」は、今流行のイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンで、価格は6000円半ばという中価格帯に位置しています。

この価格帯として考えられる機能は一通り網羅していて、機能面での不満を感じることはないでしょう

音質面では、オープンイヤーながら豊かな低音が響くサウンドに仕上がっています。高音域がやや物足りなさを感じる面はありますが、「Baseus」アプリのイコライザー機能を使えば好みの音質に調整することができるので、おおよその好みには対応できるようになっています。

本機は2つのデバイスに同時接続ができるマルチポイント接続や、AIアルゴリズムと4つのマイクを搭載することで、クリアな通話を行うことができるので、スマホとPCにつないでおくとか、私用のスマホと会社貸与のスマホに接続しておくといった形で、ビジネス用途で活躍できると思います。

また、スポーツにもオススメです。装着感のところでもお伝えした通り、5kmほど走っても特にズレたりすることはありませんでしたし、IP55の防塵防水で汗をかいても大丈夫、音楽を聴きながらも周囲の音が耳に入ってくる状態にできるので、安心してスポーツ等に打ち込むことができます。

イヤーカフ型のイヤホンなので、眼鏡をかけている方でも全く問題なく使うことができます。

「Baseus Bass BC1」は、ビジネス、スポーツをされる方で、バランスの良い機種をお探しの方にオススメと言えるでしょう。今なら当サイト限定のクーポンもありますので、この機会にご検討ください。

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このコードを使えば、5%OFFで購入することができます
販売ページにクーポンがあればそのクーポンとの併用も可能です。

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