ダイソー「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン」(260,277) レビュー ハイレゾ対応と進化したDAC搭載で700円の有線イヤホン!

700円イヤホン

ダイソーの有線イヤホンは、音質を意識した300円イヤホンをベースに、USB Type-C端子でDACを搭載したものが500円、ハイレゾ対応したものがやはり500円、というような製品ラインアップでした。

今回レビューするイヤホンは、ハイレゾとDAC搭載を組み合わせて700円という価格で登場したイヤホンです。ハイレゾ、DACでそれぞれ200円と考えればとても妥当な価格なのではないかと思います。

カラーバリエーションは4色ですが、ダイソーの商品についている番号ベースでは2種類で、ブラック、パープルがNo.0277、シルバー、ゴールドがNo.0260です。

本記事では、100均ショップ ダイソーで販売されている「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン(マイク付)」について、製品の特長、外見や使い勝手などをレビューしています。

「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン」の特長・性能

  • ハイレゾ対応
  • DAC搭載のUSB Type-C端子用イヤホン
  • リモコン、マイク付き
  • クリアでキレのあるサウンド

ダイソー「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン(マイク付)」は、その名のとおり「ハイレゾ」と「USB Type-C端子」が主要な特長のイヤホンです。

箱の側面に書かれているスペックを見てみると、きちんと「再生周波数帯域:20Hz~40,000Hz」「対応ビット数/サンプリングレート:最大24bit/96kHz」と書かれていて、700円という価格とは思えない、立派なハイレゾ仕様になっています。

本機には、ダイソーの300円有線イヤホンシリーズと同じように、マイク付きリモコンがついています。ケーブル長は1.2mで、リモコン部分は右側イヤホンのケーブルについていて、口元近辺に来るように工夫されています

箱の真ん中くらいには「クリアでキレのあるサウンド」と書かれています。実際にどうなのかについては、後半でレビューします。

パッケージ内容

最近、300円のイヤホンが、型番はそのままに、従来のブリスターと紙箱を組み合わせたものからプラスチックを使わない箱に切り替わりました。

本機も同じで、箱を開けるとビニール袋に入ったイヤホンが出てきます。Mサイズくらいのイヤーピースが本体についていますが、それ以外特に付属品はありません。

「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン」の外見

ダイソー「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン」を袋から出すとこんな感じです。ケーブルは太くもなく、細すぎもせず、といったところです。AppleのEarPodsとケーブルの太さを比べてみましたが、だいたい同じくらいの太さでした。

ハウジングはシンプルな円筒形のアルミニウム合金製で、変な装飾がなく好感が持てます

イヤーピースを取り外すとこんな感じ。ハウジング部分の形状はとにかくシンプルです。イヤーピースはペラペラでバリもあり、いまいちです。

リモコン部分は3ボタン構成で、左右はボリューム、真中のボタンで機器の操作をします。

リモコンの背面にはマイクがついています。

USB Type-C端子部分もアルミニウム合金で覆われています。ケーブル出口の処理はやや心もとなく、引っ張ったりすると切れてしまいそうです。

「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン」の操作方法

リモコンの「+」「ー」はボリューム専用で、真ん中のボタン(センターボタン)で再生・停止・受話・終話を行う仕様です。

「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン」を使ってみた!

音質について

ダイソー「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン」の音質は、とにかく高音域を伸ばしたくて頑張ってイコライザーいじりました、って感じの音をしています。

音の特性に関しては、箱の左下に書かれていますが、これを極端にした印象です。低音域はニュートラルで、中音域はかなり絞り、高音域を思いっきり持ち上げたような感覚で、かなり乾いた感じのサウンドです。

音の広がりは有線のわりにあまりなく、解像感は悪くないのですが、クリアさ、ヌケの良さは思ったほどではありません。

低音域はニュートラルに近い印象で、付属のイヤホンを使っているとむしろやや足りないくらいです。イヤーピースをソニーの「ハイブリッドイヤーピース」に変えてみると、結構しっかりと低音域が聞こえてきて、その音はぼやけた感じもなく、他の音域に食い込むこともなく良い感じです。

中音域は結構絞られていて、やや音がやせてしまっている印象です。ボーカルは聞こえやすいように思いますし、各楽器の分離もそれなりにできていますが、音数が増えたときはややごちゃつきます。高音域の特性もあってか、ピアノやアコギの音にツヤが足りないなぁという印象です。

高音域に関しては、前述のとおりかなり強めに調整されている印象です。ドライバーの限界なのか伸びが足りず天井感があり、濁った感じの音になってしまっています。シンバルやハイハットなどの金属的な音が過度にキンキンしていてややうるさく聞こえてしまい、やや疲れるサウンドです。

パッケージには「クリアでキレのあるサウンド」と書かれているこのイヤホン、クリアさはちょっと欠ける印象ですが、キレは相応にあるサウンドに仕上がっていました。

ちなみに、500円で販売しているハイレゾイヤホンと音質の傾向は似ている、というよりもほとんど同じです。

なお、付属のイヤーピースはペラペラで低音が抜けてしまうので、ソニーのハイブリッドイヤーピースや、オーディオテクニカの「ファインフィットスペアイヤピース」など、安くてマトモなイヤーピースに変えることをオススメします。

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マイクの音質・ボリューム調整/曲頭

マイクの音質

有線イヤホンだけに、マイクの音質についてはサ行の音が刺さる面はありますが、伝達には全く問題なく、普通に使うことができます。Windows11のパソコンでもUSB Type-C端子に差し込むだけで普通に使えますので、仕事用としても使える実用的なものになっていると思います。

ボリューム調整/曲頭

ボリューム調整に関してですが、Android機では全く問題なくスムーズにボリューム調整ができ、違和感は全くありません

しかし、iPhoneで試してみると、最低ボリュームとその1段上は無音、3段階目から徐々にボリュームが上がっていくようになっていました。3段階目の音は3段階目くらいの音で、そこから普通にボリュームが上がっていくので、実用上問題ないですが、聞こえるか聞こえないかくらいの音にはできないようなので、iPhoneで極小の音が欲しい方には向いていないかもしれません。

今回のUSB Type-Cイヤホンで進化を感じたところは、曲の頭の処理です。これまでのダイソーのDAC内蔵イヤホンや変換ケーブルは、曲の頭が途切れてしまうことが多く、残念な出来具合でしたが、今回のイヤホンはそれがなく、違和感なく普通に聞くことができます。このDACを使った変換ケーブルが欲しいところです・・・

「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン」のまとめ

ダイソーの「ハイレゾ対応 Type-C イヤホン(マイク付)」は、実際に試してみると、どうやら500円のハイレゾ対応イヤホンに、DAC付きのUSB Type-Cを組み合わせたイヤホンのようです。

ただ単純に組み合わせたものではなく、搭載しているDAC(デジタルをアナログに変換する回路)は24bit/96kHzに対応したものになっている様子で、実際にWindows上で見てみると24bit/96kHzが選べるようになっています。このDACのおかげで、曲の冒頭が途切れることがなくなっているのは大きなメリットです。(ちなみに、Manufacturerは「Sunloyal Technology」と出てくるのですが、調べてもそれっぽい会社は出てこない・・・)

音質については、かなり高音域を重視した音作りで、音に深みはなく多少聞き疲れする感じがありますが、700円のイヤホンとしては悪くない出来具合だと思いますし、マイクについても問題なく使えるので、音楽から会議用まで、オールラウンドに使うことができると思います。

ダイソーのUSB Type-Cイヤホンを買うなら、DACの品質が違うこともあり、500円のものではなく、こちらを買うことをオススメします

本機をイヤホン端子のないAndroidスマホ/iPhone 15以降、Windows PCといった複数のUSB Type-C機器を使っている方に、イザというときのバックアップ用として1個カバンの中に忍ばせておくのにぴったりなんじゃないかと思います。ワイヤレスイヤホンと違って、かさばらず、軽いので。

コメント

  1. ac より:

    ダイソー700円のイヤホンは買うべきでなかった
    音はまあ700円ですから我慢できます
    端子やコードに安さの皺寄せがいってます
    これはどうにもなりません
    ちょっとズレると切れます
    イライラします
    緊急避難的に買うなら大丈夫ですが
    音質気にしないし百均でいいやと買うなら
    これは買うべきじゃない
    もうちょっと出して電気屋で買ってください
    もしくはワイヤレスにしてください
    あぁ、他のにすればよかった

    • czn03076 より:

      100均のイヤホンはオフィスの片隅で放置されているのをたまに見かけます。壊れたり失くしたりしてもいいやくらいの感覚で使うのがいいかなと思ってます。
      常用するのであれば、1500~2000円で売っているSONYの「MDR-EX15AP」あたりが無難かなと思います!

  2. 名無し より:

    700円ダイソーUSBType-Cイヤホンを2本購入し、イヤーピースをFAudio Vocal+とfinal FUSION Gにそれぞれ交換し使用しております。
    Vocal+の方は全音域にわたり豊かに広がり、迫力ある臨場感溢れる音感になりました。
    またFUSION Gの方は全音域自体見事に引き出され、それらがストレートに澄み渡るように聴こえるようになりました。

    イヤーピースを変えるだけで音感、音質が変わる、ポテンシャルを持ったイヤホンという印象になり、気に入っております。

    • czn03076 より:

      貴重なコメントありがとうございます!
      カナル型のイヤホンはイヤーピースを変えると音がだいぶ変わって、変化を味わえて楽しいですよね!

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