ダイソー アルコールチェッカー 700円 道交法改正によりにわかに注目のアルコール検知器、100均で見つけたモノは使えるのか?

ダイソー アルコールチェッカー ダイソー

2021年11月に道路交通法施行規則が改定されて、「業務として運転しようとする者および運転を終了した者」に対して、飲酒の有無を確認することが義務付けられました。このあたりから、一人一台を見越して格安のアルコール検知器が出回るようになりました。

そしてなんと、その波は100均の雄、ダイソーにも押し寄せてきて、「アルコールチェッカー」と題して700円というお値段で店頭に並びはじめました。製品はMAKER株式会社製です。業務で運転する仕事をしているわけではないので特に必要ないのですが、興味本位で買ってみましたので簡単にレビューしました。

機能概要・特徴

アルコール検知器に詳しいわけではないので、パッケージの特徴を書いてみます。

  • 簡単4ステップ、数秒(3~5秒)息を吹き込むだけの簡単測定
  • マウスピース不要で衛生的
  • コンパクトで持ち運び楽々、片手でチェックできるハンディタイプ
  • 危険値を超えた場合、アラート音でお知らせ
  • 日本語モニター表示

検査方式は「半導体ガスセンサー」だそうです。アルコール検知器は検査回数に上限があり、この「アルコールチェッカー」は約1,000回で寿命とのことです

測定範囲は0.00~0.95mg/L、0.05mg/L未満は0.00mg/L表示になるそうです。

内容物はアルコールチェッカー本体、取扱説明書、ストラップの3点です。単四電池2本で動きますので、別途用意する必要があります。

ダイソー アルコールチェッカー 内容物

外観

本体は確かにコンパクトで、サイズは幅36×高さ95×奥行き18mm、重量は電池含まずで20g。ラウンド形状で持ちやすいです。ボタン1コがシンプルに配置されています。本体上部には息を吹きかけるスリットが開いています。

ダイソー アルコールチェッカー 外観

裏蓋を開けて単4電池2本を入れるようになっています。見ればわかりますが、とてもチープなつくりです

ダイソー アルコールチェッカー

実際に使ってみた!

さて、最近はコロナのせいで飲み会もなかなかやりにくいので、家飲みで試してみました。本来は飲み終わって20分後くらいに測るのが正しいのですが、白ワイン1杯を飲みながらの計測です

まず、POWERボタンを長押しすると、ピーっと音がなって、一旦全項目が表示されます。表示は日本語になっているのがわかります

1秒程度表示された後、画面は「予熱」「15」と表示され、数字がカウントダウンしていきます。15秒間予熱されるようで、ひたすら待ちます。

ダイソー アルコールチェッカー 予熱

余熱が終わると、またピーっと音がなってすぐに「呼気」「10」と表示され、勝手にカウントダウンが始まります。

ダイソー アルコールチェッカー 呼気

ボーっとしているとすぐ10秒経過してしまうので、この画面が表示されたらすぐ、本体上部のスリットにむけてはぁ~っと息を3~5秒吹き込みます。アルコールを検知すると、「ピッ」と音がします。10秒経過時、基準値(0.10mg/L未満)だとピーっと音が鳴って終了、それ以上だとピーピー警告音が鳴ります。一度ピーピー鳴り出すと、電源が勝手に切れるまで10秒ほど鳴り続けます。

1回目

1~2分おきに計測していくと、数値はドンドン変わっていきます。

アルコールチェッカー 2回目
2回目

さらに1口飲んで、2分後に計測するとこんな感じ。

アルコールチェッカー 3回目
3回目

最後飲み終わって、歯を磨いたらこんな感じ。

アルコールチェッカー 4回目

というわけで、この数字が正しいかどうかは全くわかりませんが、検出することはできるようです。道交法上は、酒気帯びで0.15mg/L未満、酒酔いで0.25mg/L以上と定められているものの、数値は域の吹きかけ方などによって変化するし、数値自体の信頼性は未知数なので、このアルコールチェッカーが少しでも反応したら運転はやめるべきです

最近はアマゾンでも1000円程度から売っています。比較的信頼性があると思われる日本メーカー製でも2000円前後で手に入るようです。気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

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