ダイソー 高音質ステレオイヤホン No.1657 300円イヤホンの2024年新製品は3種類6色、今回はグリーンをミニレビュー

300円イヤホン

ダイソーの300円イヤホンはここ数年定期的に新しいものが出てきますが、2024年の一発目の新製品は「ポップスタイル」(No.1657)「クラシックスタイル」(No.1664)「ブリリアントスタイル」(No.1671)の3パターンで、それぞれ2色展開の合計6パターンで登場しました。うち、No.1657とNo.1664は同じハウジングで、No.1671は形状が異なります。今回、とりあえず見つけたNo.1657のグリーン色を買ってみましたので、簡単にレビューしたいと思います。

製品概要

  • ダイソーの300円イヤホンシリーズ、2024年最初の新製品
  • ハウジング形状はこれまでの製品とは異なる
  • アルミニウムハウジング
  • マイク付リモコン
  • コード長1.2m

300円シリーズのイヤホンのスペックは大体同じで、アルミニウム製ハウジングで、マイク付リモコンがY字コードの付け根についていて、コードの全長は約1.2mです。パッケージは本体のみで、Mサイズ相当のイヤーピースが取り付けられています。

今回購入したNo.1657「ポップスタイル」は、緑色と黄色の2色展開で、ハウジングとコード、リモコンが同じ色で統一されています。せっかくここまでこだわるなら完全に統一すればいいと思うのですが、イヤーピースだけは「黒」です。

外観・装着感

外観

ダイソーの高音質ステレオイヤホン ポップスタイル(No.1657)のハウジングはアルミニウム製で、メタリック感のあるグリーン色です。ケーブルもそれに合わせて緑色をしています。

ハウジングの形状はこれまでの製品にはないもので、300円イヤホンの中でも素直な形をしたシンプルなデザインです。

リモコンや端子部分もケーブルと同じ色をしています。ケーブルの色は写真ではやや青みがかった色に写ってしまっていて、調整がなかなか難しいのですが、写真の中で一番実物に近い色はコネクタ端子の写真の色です。

装着感

完全ワイヤレスイヤホンと比べるとハウジングは小型なので、耳にすっぽりはまります。イヤーピースはこれまで同様やや薄くてペラペラ感があり、フィット感は弱いです。

音質

最近の300円イヤホンシリーズは、ごく一部を除いて価格の割には音質が良く、音響機器メーカーの1000円くらいの有線イヤホンと遜色ないくらいの音質になってきていると感じています。

本機も聞いた感じはそんなに悪くなくて、中音域がややぼわーんとした印象の鳴り方をしますが、低音域、高音域ともそれなりにしっかり出ていると思います。音の広がり感はあまりなく、狭い空間で目の前から音が聞こえてくるような印象です。

同じ価格で売っているAL-001(ブルー)、No.4915(黒)と聞き比べてみました。AL-001は低音と高音が強調されている、いわゆる「ドンシャリ」で派手な音、No.4915がどちらかといえばフラットに近くAL-001より音が広がって聞こえるような感じだとすると、今回レビューしているポップスタイル(No.1657)は、AL-001に音づくりの傾向は似ていてドンシャリ的な感じですが、全体的にぼんやりしていて、クリアさに欠ける印象です

イコライザーの設定ができる音楽アプリを使っているようであれば、250k~500kあたりの領域を下げてあげると、ぼんやりとした感じが引き締まって良い感じになると思います。

マイクについては問題なく使えるレベルで、ワイヤレスイヤホンよりクリアな音で相手側に伝わります。

まとめ

今回購入した「ポップスタイル」(No.1657)は、グリーンとイエローの2色展開で、ポップな色合いが特徴です。音質的にはドンシャリ傾向ではあるものの、すこしぼわーんとしてこもった感じがあって、高音域が少しだけその中に埋もれてしまう傾向にあるように感じます。

とはいえ、300円というお値段としては十分なレベルだと思いますので、この色が気に入ったとしたら本機を購入しても大きく後悔することはないと思います。見た目よりも音質を重視して選ぶのであれば、ボーカルが近くに聞こえて派手な音が良ければ「AL-001」「AL-002」、すっきりした音が良ければ「No.4915」あたりが良いのではないかと思います

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