2025年10月に新たにダイソーで販売が始まった完全ワイヤレスイヤホンは3種類あるようです。その中で最も「普通」っぽいイヤホンが、今回ご紹介する「インナーイヤー型完全ワイヤレスステレオイヤホン」(FS-TWSGKDA03)です。

本機はいわゆるインナーイヤー型のイヤホンで、スティックが伸びている形状をしたイヤホンです。パッケージには堂々と「うどん型」(!)と書かれています
当サイトが知るところでは、ダイソーのインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンとしては3機種目にあたる本機、パッケージデザインでも気づくとは思いますが、なかなかきわどいデザインをした機種のようです。
本記事では、ダイソーで販売されているインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「インナーイヤー型完全ワイヤレスステレオイヤホン」(型番:FS-TWSGKDA03)について、製品の特長、外見や使い勝手をレビューしています。
「インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」の特長・性能
- 軽量コンパクトなうどん型デザインのインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン
- Bluetooth Ver6.0、SBC/AACコーデック対応
- 連続再生時間は最大約4.5時間、充電ケース2回使用で最大12時間
ダイソー「インナーイヤー型完全ワイヤレスステレオイヤホン」(FS-TWSGKDA03)の特長を挙げるとすれば、そのデザインに尽きるといっても過言ではないでしょう。
後ほど外見の項目でもご紹介しますが、本機の本体デザインがAppleのAirPodsシリーズとかなり似ていて、「AirPods(第3世代)」あたりをかなり意識しているように見えます。
内側の隠れる部分は全く似てないのですが、耳から見える部分とうどん部分のデザインはかなり近いものがあります。

これ以外には特段大きな特長はなさそうですが、同時期に発売された他の2つのイヤホンと同様、1000円のイヤホンでAACコーデックに対応している点は良いと思います。
主なスペック
本機のスペックは基本機能に徹していて、AACコーデックに対応している以外、特に付加機能はなく、1000円のイヤホンとしては標準的といえると思います。
使ってみると、同時発売の他の2機種とスペックはほぼ同等なのですが、アナウンスが本機はチャイム音に対してほかの2機種は英語でのアナウンスだったりするので、何かが違うと思われます。
| インナーイヤー型完全ワイヤレスステレオイヤホン FS-TWSGKDA03 | |
|---|---|
| Bluetooth SoC | 不明 |
| ヘッドホンタイプ | ビーンズ型、オープンイヤー型 |
| コーデック | SBC / AAC |
| Bluetooth Ver. | 6.0 |
| 再生時間 | 本体:約4.5時間 充電ケース併用:約12時間 |
| 急速充電対応 | × |
| 充電端子 | USB Type-C |
| ワイヤレス充電 | × |
| ドライバー | 13mm ダイナミックドライバー |
| 防水性能 | × |
| ノイズキャンセリング | × |
| 外音取込モード | × |
| 低遅延モード | × |
| マイク性能 | 左右1基 計2基 |
| 着脱検知機能 | × |
| 空間オーディオ | × |
| マルチポイント接続 | × |
| Google Fast Pair | × |
| アプリ対応 | × |
パッケージ内容
本体以外の付属品は、充電ケース、説明書のみです。別途充電用にUSB Type-Cケーブルが必要なので、(最近はほとんどないと思いますが)必要に応じて同じ100均で購入すればよいと思います。

「インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」の外見
本体
特長のところでも書いた通り、本機はAirPodsシリーズのオマージュともいえる外見をしています。内側は似てないのですが、外側の黒いマイク部分や、タッチセンサー部分の切り欠きなどはかなりそれっぽいです。

音の出口部分は網目状のシールが貼られています。

大きさはおおよそ縦32mm×横19mm×厚さ19mmくらいです。大きくもなく、小さくもなく、標準的なサイズです。重量は片耳3.2g。やや軽いかな、といったところです。


充電ケース
充電ケースの表面は光沢感のある仕上がりになっています。1000円にしてはつくりは良いほうで、安っぽい印象は受けず、手触り感も良いです。

背面の接合部のつくりはやや甘め、底面にUSB Type-Cの充電端子がついています。

ふたはこんな感じで開きます。中はツートンカラーになっていて、いくつかのカラーバリエーションがあります。本体は取り出しやすいですが、収納はまあまあといったところ。

大きさはおおよそ縦51mm×横51mm×厚さ25.4mmといったところです。本体収納時の重量は28.4g。ケースのコンパクトさと相まって軽く感じます。


「インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」の接続方法
ダイソー「インナーイヤー型完全ワイヤレスステレオイヤホン」(FS-TWSGKDA03)をはじめて使用する際は、ペアリング作業が必要です。一度ペアリング作業をすれば、2回目以降は充電ケースから左右のイヤホンを取り出すと自動的に接続されるようになります。
- ケースのふたを開け、左右のイヤホンを取り出します
- 接続したいスマートフォンのBluetooth機能をONにして、[設定]アプリから[Bluetooth]を選択、デバイス名「FS-TWSGKDA03」を選択します
- イヤホンからポーンと接続音が聞こえて、スマートフォン側が「接続済み」となれば準備完了
本機はSBC/AACコーデックに対応しているので、通常時はAACで接続されます。

別なスマートフォン等に接続したいときは、最後に接続した機器のBluetooth接続を削除して、改めて新しい機器でペアリング作業を行います。
「インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」の操作方法
ダイソー「インナーイヤー型完全ワイヤレスステレオイヤホン」(FS-TWSGKDA03)の操作は、本体の切り欠き部分をタッチすることで行います。普通のイヤホンだとこんなこと感じないのですが、ホンモノのAirPodsと違って、切り欠きをタップしてもクリック音がなく、普段AirPodsを使っている人間だと違和感を感じます。
| 再生/一時停止 | L(左)またはR(右)を1回クリック |
| 音量を上げる | R(右)を2秒長押し |
| 音量を下げる | L(左)を2秒長押し |
| 次の曲へ | R(右)を2回クリック |
| 前の曲へ | L(左)を2回クリック |
| 電話にでる/切る | L(左)またはR(右)を1回クリック |
| 着信拒否 | L(左)またはR(右)を長押し |
| 音声アシスタント(Siri/Google) | – |
| ノイズキャンセリングモード切替 | – |
| 低遅延モード(ゲームモード) | – |
| 電源ON | L(左)またはR(右)を3秒長押し |
「インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」を使ってみた!
音質について
ダイソー「インナーイヤー型完全ワイヤレスステレオイヤホン」(FS-TWSGKDA03)の音質は、多少こもり感はあるものの、聞き疲れしない音といえるのではないかと思います。
低音域は強めに出ていますが、インナーイヤー型なので耳に届くまで少し減衰してちょうどいいくらいの音になっている印象です。低音域の低い領域も量感は十分で輪郭感もわりと残っており、しっかり聞こえてきます。
中音域は音数が多くなるとごちゃつく印象です。一方で、男性ボーカル・女性ボーカルともに聞き取りやすい感じです。この音域にはややベールがかかった感じがあり、ピアノの音やスネアドラムの音にそれが出てきている印象です。
高音域に関しては、全く出ていないわけではないものの、控えめでなよっとした感じです。全体のバランス感からすると物足りなさは否めずといった印象です。
本機はライブ音源なんかを聴くと、音の奥行き感を感じさせてくれる印象があります。空間的な表現は案外良いのではないかと思います。
ダイソーのインナーイヤーイヤホンを聞き比べてみる

ダイソーで売られているインナーイヤー型イヤホンは現在3種類あって、写真中央が今回レビューしているもの、左側が「完全ワイヤレスイヤホン(スケルトン)」、右側が「完全ワイヤレスイヤホン ミクロ(TWS005)」です。
この3つのイヤホンの音を比べてみたところ、一般的に「音が良い」となりそうなのが「完全ワイヤレスイヤホン ミクロ(TWS005)」かな、と思います。ミクロは全体のバランスが良く、高音域がのびやかで、これを買っておけば概ね音に関しては不満は少ないかなと思います。
一方で、音の奥行き感や迫力みたいなものは今回レビューしている「インナーイヤー型完全ワイヤレスステレオイヤホン」が良いのかな、という気がします。スケルトンはミクロと本機の間くらいの音質をしている印象です。
本来なら手放しでミクロを勧めたいところではありますが、ケースからの取り出しにくさは絶望的で、ケースから注意して取り出せるなら、という条件が付きます。
見た目のAirPodsっぽさを出したければ、今回レビューしている本機がいいかと思います(笑)。

装着感について
装着感はかなり軽い付け心地で、装着していて疲れることは少ないのではないかと思います。下の写真をご覧いただくとわかると思いますが、耳につけた感じは例のアレとそっくりです。

マイクの音質・動画の視聴・ボリューム調整・音漏れ
マイクの音質
本機を使ってWeb会議をしてみたところ、本機のマイク性能はいまいちな印象でした。声はそれなりに拾ってくれているのですが、解像感が低く、やや音声合成感のある声になってしまい、クリアに拾ってくれるマイクと比べると聞き取りづらい印象でした。
全く使えないというレベルではないのですが、常用としてはおすすめしません。どうしても使うときは、はっきり大きな声で話したほうがよさそうです。
動画の視聴
イヤホンによっては動画視聴時に映像と音声にズレが生じて違和感を感じるものがあります。検証のため、本機をスマホにつないでYoutubeやNetflixの動画をいくつか視聴してみたところ、ドラマやニュースを見るには違和感なく視聴することができました。
動画の視聴に関しては、一応使えるというレベルにはなっていると思います。
iPhone接続のボリューム
これはAndroid機ではほとんど発生しないのですが、iPhoneの場合、ボリュームコントロールが雑で、ボリューム最小でも音が大きかったり、ボリュームの上がり具合が一定ではなく、3~4段階目でいきなり音が大きくなったりといったことが発生する場合があります。
本機は一段階目のボリュームからやや大きめで、一般的なイヤホンの3~4段階目くらいの大きさになってしまいます。それ以降の上昇は緩やかで、特に問題なさそうです。
結論としては、本機は小さいボリュームで音を聞きたい方には向いていない、ということになります。
音漏れ
本機はインナーイヤー型イヤホンで、耳穴が密閉されない形状をしています。
音漏れに関してはカナル型と比べれば音漏れの程度は大きいですが、電車の中などでは気にならない程度なのかな、と思います。
「インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」のまとめ

ダイソー「インナーイヤー型完全ワイヤレスステレオイヤホン」(FS-TWSGKDA03)は、機能的・形状的にオーソドックスな、インナーイヤー型のイヤホンです。
1000円ということもあり、機能的な基本的な機能に特化したオーソドックスなイヤホンです。スペック的にはAACコーデックに対応していることが唯一目立つポイントかな、というところです。
パッケージに「うどん型」(!)と書かれているとおり、スティックがついた形状なのですが、見た目は今一番売れているあのイヤホンにかなり似ていて、装着しているとアレとの違いはぱっと見わからない気がします。
音質的には中音域に多少こもった感じはあるものの、穏やかで聞き疲れしない音で、音楽はちょっと物足りなさはあるかもしれませんが、動画を見る際には良い感じな印象です。
装着感も軽い付け心地で圧迫感もなく、ジョギング程度では落ちないくらいには安定した付け心地に仕上がっています。
欠点としてはiPhone接続時の最低ボリュームが大きめなことです。外で使う分には問題ないですが、室内で使うともう1段階ボリュームが下げられるとよかったかな、と思います。
本機は一番売れてるあのイヤホンっぽい見た目でつくりもそんな悪くなく、1000円という非常に安価なお値段なので、あの見た目を求めるなら無条件で1コ買ってもいいかな、と思います(笑)。もちろん、普通に使えますし。






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