【100均イヤホン】ダイソー リモコンマイク付きカナル式イヤホン 200円 これなら+100円で300円イヤホンを買おう

ダイソー 200円イヤホン 200円イヤホン

ダイソーのイヤホンはこれまで、有線ならば300円のイヤホンを中心にレビューしてきましたが、100円、200円のイヤホンも結構な種類のイヤホンが出ています。今回はその中から200円の「リモコン マイク付き カナル式イヤホン」をレビューしてみます。タイトルですでに結論を書いてしまっていますが、+100円で300円のイヤホン、中でも「AL-001」または「AL-002」を買ったほうが絶対に幸せになれます

概要・特徴

あえて特徴をいえば、リモコンマイク付きということになるのでしょうが、それ以外は特に大きな特徴がないイヤホンです。謳い文句は「スマホに最適!TV・PC・ゲームにも!」。

スペック上は再生周波数帯域が20~20,000Hz、出力音圧が98db±3db、インピーダンス32Ωと書てありますが、このあたりの数字はどれも一緒でいい加減なのでどうでもよいところかと思います。コードの長さは1.2mです。イヤーピースはMサイズ相当のものがついていますが、若干固めでしなやかさに欠ける感じです

外観

イヤホン部分の材質はプラスチックで、一見ちゃんとしているように見えますが、銀色の光沢部(画像はマスクしています)は最初からキズだらけで、品質は推して知るべしです。

ダイソー 200円イヤホン

LR表示は比較的わかりやすい位置に書かれています。

ダイソー200円イヤホン

リモコンは左右分岐部にについています。ボタンは1コ。裏側にマイクがついています。リモコンは1回押すと再生、もう1回押すと停止、二回押すと次の曲へ、3回押すと前の曲へとなっています。iPhoneでためしましたが、ちゃんと操作することができました

音質

最初に申し上げていくと、買った個体は逆相(左右どちらかがプラス・マイナス逆に接続されている状態)だったので、真ん中がはっきりしないサウンドになっています。これは普通のオーディオ機器メーカーなら不良品扱いになるレベルのモノなので、製造品質は良くありません

この状態のまま音質を評価すると、まず音のこもり感が強めです。低音域はあまり出ません。バスドラムが「ドス・ドス」ではなく「ぽん・ぽん」とか「とん・とん」と聞こえるレベルです。中音域はわりとはっきりきこえますが、100均イヤホン特有の中音域がぼんやりしている感はふつうにあります高音域はあまり出てませんが、ほんのちょっとでてるかな、くらいな感じです。たとえるなら昔のAMラジオを聞いている感覚です。100円の本当に安いイヤホンから、やや解像度を上げた感じの音です

なお、マイクについてZoomを使って試してみましたが、こちらは特に問題なく声を拾ってくれました。ワイヤレスイヤホンと違って伝送時に圧縮がかからないため、シャリシャリした感じがなく、比較的聞きやすいです。ちなみに、周りの音もそれなりに拾います。

総評

タイトルにも書いた通りですが、たった100円(税込みだと110円)でここまで差が出るのか、というレベルで大きな差があります。+100円出せないけど今すぐ必要、という稀有なシチュエーションでもない限り、これを買う理由が見当たりません。あるとすれば、普段使いのモノを忘れてしまった、でもWeb会議でマイク付きのイヤホンが必要、買わなきゃいけないけど1回しか使わないから安ければ安いほどいい、100均はダイソーしかない、という場合でしょうか。

マイクは比較的ちゃんと音を拾うので、音質があまり気にならないWeb会議で使うならオススメはしませんが、使えると思います

ダイソーで音楽鑑賞にも使うイヤホンを買うなら、300円のシリーズを買うべきです。AL/EVの9種類を比較した記事を作っていますので、こちらもぜひ参照してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました