ダイソー(ラティーノ製)「手になじむワイヤレスマウス」 E-MOU-2 たったの300円で買えるワイヤレスマウスなのに実用性は十分!

ダイソー ワイヤレスマウス E-MOU-2 ダイソー

ダイソーは以前からワイヤレスマウスを販売していて、当サイトでも500円(税込み550円)の「Bluetooth マウス」をレビューしました。Bluetoothマウスは幅広いデバイスで使える半面、接続にちょっとした手間がかかるのですが、今回の「手になじむワイヤレスマウス E-MOU-2」は、USBレシーバータイプなのでパソコンのUSB端子にレシーバーを挿すだけで使えるお手軽なもので、しかもお値段税抜き300円(税込み330円)です。これ、実際に使えるものなのか、購入して使ってみました。

特徴・仕様

ダイソーの「手になじむ ワイヤレスマウス」は、ダイソーのデジタルグッズでよく見かける株式会社ラティーノ エコラ事業部が輸入販売しているものです。本機の特徴や仕様は以下のとおりです。

  • 3段階ポインタ速度切り替え(1000/1200/1600dpi)
  • 利き手を選ばない左右対称デザイン
  • ホイール付き3ボタンマウス
  • 無線式(2.4GHz)
  • センサー方式:赤色LED
  • 対応機種:Windows/Mac
  • 単4電池2本使用

無線マウスの基本機能を搭載したマウスって感じですが、ポイント速度切り替えボタンがマウスのてっぺんあたりについていて、これを押すとマウスカーソルの移動速度を変えることができます。頻繁に使う機能ではないですが、気に入った速度に簡単に切り替えられるのは良いことだと思います。

外観

はこを開けてみると黒のマウスが登場します。同梱物は本体、USBレシーバー、取扱説明書です。USBのレシーバーはマウス本体に収納された状態でした。

本体は2ボタン+ホイールの構成で、特徴に書かれているとおり左右対称のデザインです。表面はホイール周りを除いてざらざらに加工されており、指紋が目立つようなことはありません。縦の長さは9.5cmくらい、横幅は一番長そうなところで6.5cmくらい、高さは3.8cmくらいです。縦横の大きさは箱の大きさとほぼ同じなので、大きさが気になる場合は箱の大きさを目安にすると良いと思います

ダイソー 手になじむワイヤレスマウス

背面は右上に電源スイッチ、最下部にUSBレシバー収納口、その上に電池ふたがあります。大昔に同じ形のマウスを購入したときは四隅の高さががたがたでどうしようもありませんでしたが、今回はそんなこともなく安定して接地できています。

ダイソー ワイヤレスマウス

電池は単4×2本必要です。重ねるように入れます。取り出すとき、奥に入れた電池はなかなか取り出しにくいので、電池交換の際などはドライバー等の先の細いものを用意しておいたほうが良いです

ダイソー ワイヤレスマウス

実用上は全く問題ないのですが、購入した個体は左右の高さが微妙にずれています。全般のつくりはそんなに悪くないのですが、こういうところにお値段の安さが出てしまうのかな、と思いました。

ダイソー ワイヤレスマウス

見づらくて恐縮ですが、ダイソーの単4アルカリ乾電池2本を入れた状態で重さは71.4gでした。電池2本の割には重くありません

使い勝手

当たり前のことかもしれませんが、マウスとしては十分普通に使うことができます。特に大きな問題はありません。赤色LEDなのでガラス面などのつるつるのところでは動きが悪くなりますが、これはどのメーカーでも安いクラスのマウスは一緒なので、欠点とは言えません。通常の利用シーンでは全く問題なく動作します。

ダイソーのBluetoothマウスは静音を謳っていたのでクリック音は静かでしたが、これはふつうにカチカチ音がします。ダイソーでは500円のマウスもあって、そちらは充電式+静音なので、価格の差別化が図られているのだと思います。

マウスホイールもふつうに回りますし、きちんとスクロールするので、機能的な問題はありません。

logicoolのマウスと比べてみる

Logicoolとダイソーのマウス

当サイト管理人は普段はLogicoolのマウスを愛用していて何個も使いつぶしているのですが、そのLogicoolの中でも一番安いラインの「M185」と並べてみました。M185はたまたま手元にあったのが古いものなのでロゴが古かったり消えかかっていたりしますが、現行モデルと形は一緒です。

比べてみると、長さが1cmくらいlogicoolのほうが長かったり、横幅もすっきりしていたりしますが、さほど変わりません。高さはほぼ一緒です。重量についても、Logicool M185は単3電池1本で動きますが重量は73.2gあったので、むしろダイソーのほうが軽いくらいです。

使い比べてみて1つ気が付いたのは、ホイールの部分です。Logicool M185のほうがホイール径が大きく、かつダイソーのマウスよりも出っ張っているので、ホイールを回転させやすいのです。ホイールの使い勝手はLogicool M185に軍配が上がります

もう1つ違うのは、スリープ時の挙動です。Logicool M185はどれだけ放置してもマウスを動かすと普通に動いてくれますが、ダイソーのマウスは一定時間経過するとスリープモードに入るようです。そうなった場合はマウスを動かしてもカーソルが動いてくれず、1度左右どちらかをクリックしてから動かす必要があり、若干操作性の面で劣る部分かと思います。

総評

ダイソーで購入できる「手になじむ ワイヤレスマウス」は、300円(税込み330円)というかなり安価なマウスですが、普通に使うのであれば問題なく使えるクオリティに仕上がっています

LogicoolのM185マウス(約1,000円)と比べると、ホイールとスリープ時の使い勝手がいまいちですが、いまいちとはいえ慣れの問題ともいえる部分で、お値段は1/3以下です。

細部の使い勝手にこだわりがない、とか、たまにしか使わないので安ければ安いほど良い、ということであれば、ダイソーの「手になじむ ワイヤレスマウス」で十分だと思います。

普段使い用のマウス、かつホイールを結構使うよ、というような方は、logicool M185あたりを購入したほうが、人差し指の疲れが少ないかもしれません

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