【100均イヤホン】ダイソー 完全ワイヤレスイヤホン E-TWS-2 1000円 待望の白イヤホン、TWS001とどっちを選ぶべき?

E-TWS-2 TWS001 1000円以上イヤホン

ダイソーで新製品の完全ワイヤレスイヤホンを見つけました。白いイヤホンで、型番は「E-TWS-2」。株式会社ラティーノ エコラ事業部が輸入販売元となっている製品です。ダイソー(DAISO)では、もともと1,000円(税込み1,100円)で完全ワイヤレスイヤホンが売っていて、2022年5月末時点では多くのダイソーで「TWS001」という型番の黒いイヤホンが販売されています。「E-TWS-2」を見つけたお店では「TWS001」も併売されていたので、どっちを選ぶべきかも考えてみたいと思います。

ダイソーのTWS001/E-TWS-2で迷っている方、倍の値段になっちゃいますが、以下のイヤホンも検討してみてください。満足度が全然違います。

概要・特徴

パッケージから読み取れる「E-TWS-2」の特徴は次のとおりです。

  • ダイソー待望?の白い完全ワイヤレスイヤホン
  • 圧倒的な装着感
  • 簡単ペアリング
  • 通信距離・通信スピードが向上
  • 充電ケース、イヤホン本体ともにコンパクト
  • ダイソー完全ワイヤレスイヤホン待望のUSB TYPE-C
  • 連続再生時間約5時間、充電ケースの充電2~2.5回

パッケージを見るとわかるとおり、本機の色は白です。ケースも白色で、サイズはわりとコンパクトです(下写真の左側)。測ってみると、縦41mm、横62mm、高さ29mmといったところです。ちなみに併売されている黒のイヤホン「TWS001」(下写真の右側)が縦30mm、横70mm、高さ29mmくらいです。TWS001のほうが持ちやすいですが、白の「E-TWS-2」も十分コンパクトです。ふたの開けやすさは、E-TWS-2のほうが勝っています

E-TWS-2 TWS001

内容物は本体、充電ケース、充電ケーブル(USBTYPE-C)、取扱説明書です。本製品「E-TWS-2」は、充電ケースが待望のUSB TYPE-Cです。黒のイヤホンTWS001はmicroUSBなので、「E-TWS-2」のほうが一歩改善が進んでいます。取扱説明書は2色刷りでかなり丁寧な解説が付されています。初心者への配慮は優れています。

E-TWS-2 付属品

パッケージ裏側のスペックの部分はシールで修正されています。うっすら読み取れるその違いは「対応コーデック」の部分で、もともとのパッケージは「AAC」も書かれていた様子です。AAC対応だと思って実際に試してみたらSBCでしかつながらなかったとかいったことがあったのかもしれません。ちなみに、実際に接続コーデックがわかるAndroidスマホで接続してみたらSBCでした。以前売っていた本機の兄弟機?「E-TWS-1」はAACに対応していたので、この部分はスペックダウンしているようです。ただ、いまも併売している「TWS001」は本機と同様SBCのみなので、スペック的には一緒です。

E-TWS-2

防水についてはパッケージ、マニュアルとも特に言及はありません。本体を見る限り、つなぎ目が結構雑なので、防水対応しているとは思えません。汗が滴る環境でもやめておいたほうが無難だと思います。

外観

特徴のところでも書きましたが、充電ケースは割と小さめで真っ白です。ふたを閉めた時、若干収納分と段差があるので、良いつくりといえるものではありません。ふたを開けて中を見ると、写真にも写っていますがふたの内側になんかついています(下写真ではふた裏側の右部分と付け根のあたり)。ほこりのような見た目ですが、ふわふわしているわけではないので何なのかよくわかりません。簡単にはとれないので、何なのかはわかりません。

E-TWS-2 ケース

ケース充電はなんとUSB TYPE-Cです。ここは良いポイント。

E-TWS-2

本体は非常にコンパクト。表面?ともいえる場所は全面的に物理ボタンになっていて、とても押しやすいです。LEDもボタンの中に内蔵されています。写真からはわかりませんが、本体周囲のつなぎ目も微妙に段差があったり、ちょっと間があいていたりするので、工作精度は良いほうではありません。

E-TWS-2 本体

注意が必要なのはイヤーピースで、一般的にはSサイズに相当するものがついています。替えのイヤーピースがあるわけではないので、男性が使うなら同じダイソーに売っている、白の替えのイヤーピースもあわせて購入しておいたほうが良いです。

E-TWS-2

TWS001と比べた本体のサイズはこんな感じです。大きさは同じくらいです。が、白のE-TWS-2のほうが厚みがあります。ちなみに、写真のTWS001のイヤーピースは別売りのモノをつけています。

E-TWS-2 twS001

音質

全体的な印象

まず、この「E-TWS-2」は、正しい音が鳴っていません。いわゆる「逆相」状態で、一聴した感じでは音の広がりがあるように聞こえますが、本来真ん中で鳴るべき音が周囲に広がって聞こえ、まとまりのない音になります。ニュースなどをきくと、声に芯がないちょっと奇妙な聞こえ方をします。なので、本来的には評価に値しないモノといっても良いと思います。個体差かと思って興味本位でもう1個買ってみたのですが、2個とも同じだったので、ハズレが多いのか全部なのかわかりませんが、割と高い確率でダメな気がします

本来は評価に値しないのですが、パット聴いた感じでは聞けない感じではないです。これでちゃんとしてたらまあまあ良かったのかもしれないので、とても残念です。

(2022.07.29追記)
逆相ではないE-TWS-2を入手できたので聞いてみましたが、いまいちでした・・・。こもり気味で音の分解は悪く、バスドラムの低音は割れてしまいます。

音域バランス

正しく聞こえないので評価すべきじゃないと思いますが、ちゃんと耳に合うイヤーピースを使って聞くと、低音も出ますし、高音域もそれなりに聞こえてきます。中音域は100均イヤホンの特徴と同じで、強めに出てきます。逆相で全体的にぼやけているせいかもしれませんが、ぼわぁんとした感じが強いです

TWS001はイヤーピースを変えるとそれなりに聞ける音で鳴るので、音質的にはTWS001のほうが良いと思います。

遅延度合いなど

パッケージから「AAC」を削除して訂正シールを貼ってあるくらいなので、遅延度合いはひどいのかなと思っていたのですが、思いのほか遅延度合いは少ないようです。唇の動きを見る限り、ほんのかすかに遅れてる気がしないでもないですが、ほとんど違和感を感じることはないと思います。

マイクについても、ボイスメモで録音したものを聞いた限りでは、会話に支障はないレベルで音を拾えるようになっていると思います。

総評

E-TWS-2

ダイソーの完全ワイヤレスイヤホンはこれまで黒色一択だったのですが、今回は白ということで、カラーバリエーションが増え、かつデザインもシンプルで良い商品なのかな、と思ったのですが、残念ながら音質面で問題がありました。ただ単に聞ければよいというのであれば「E-TWS-2」本品でも良いと思いますが、本来の音が鳴らないので、積極的にオススメしません。

併売している「TWS001」については、別レビューでも記載していますが、イヤーピースを変えることによって音質は劇的に良くなりますし、本体が小さいので寝ながら聞くのにも適した製品に鳴っていると思います。動画を見ると若干遅延が感じられるのが残念なところですが、新製品「E-TWS-2」(下写真左側)と「TWS001」(下写真右側)どっちを買えばよいかと問われれば、当サイトとしては「TWS001」を買っておいたほうがいいと思います、という結論になりました。

最後に、パッケージを見て脱力したのですが、お問い合わせ先がYahoo!のメールアドレスで「商品の問い合わせ@ヤフー.co.jp」ってなってました。自社サイトもあり、電話はフリーダイヤルもひいてあるのにメールは自社ドメインじゃないのは何か事情があるんでしょうか。

(2022.07.29追記)
ちなみに、このイヤホン、充電ケースのスペース的余裕がなく、イヤーピースを変えるとうまく収納できなくなってしまうことが多いです。自分が持っているものをいくつかためしたところでは、何とか入るのは同じダイソーに売っている株式会社アットキューの「抗菌イヤーピース」と、finalの「TYPE-E TWSイヤホン用」しかありませんでした。イヤーピースが合わないと低音がさらにスカスカになるので、低音がダメだなーという方は変えてみると良いと思います。

Appendix. 操作方法

ボタン操作

再生/一時停止L(左)ボタンまたはR(右)ボタン×1回
音量を上げるRボタン×3回
音量を下げるLボタン×3回
次の曲へRボタン×2回
前の曲へLボタン×2回
電話にでる/電話を切るLボタンまたはRボタン×1回
着信拒否着信時にLボタンまたはRボタン 2~3秒長押し
音声アシスタント(Siri/Google)LボタンまたはRボタンを2秒押す

初回接続方法(iPhoneの場合)

充電ケースから本体を両方とも取り出すと、ペアリングモードに入ります。iPhoneであれば、設定アイコンからBluetoothメニューを選択すると、数秒後に一番下に以下のように「BTTWSL2」と出てくるので、これをタップすれば接続されます。

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